【 北韓、キリスト教への扉を開く 】
(2018.5.3)
2018/06/16 Facebook記事より
【執り成しレポート】北韓(ほっかん)、キリスト教への扉を開くことに同意(2018.5.3)(English Below)
これはつまり、111年間の迫害が終わったということです。
世界で最もクリスチャンを迫害している国のリストで、17年間 連続1位だった記録の終止符です。
まさに今、歴史的な転換期を迎えています。
要約すると、「北韓はこれから、南韓国の医療や食料など救援物資を受け入れ、キリスト教の福音も受け入れる。」とのことです。(記事翻訳下部)(English Below)
(翻訳元記事)North Korea Agrees To Open Its Doors To Christianity
※北韓(ほっかん)
韓国では「大韓民国」政府を朝鮮半島唯一の合法政府と主張している。
そして「朝鮮民主主義人民共和国」を国家とは認めないことを強調する意味で「朝鮮民主主義人民共和国」が実効支配している38度線以北の地域を「北韓」と呼ぶ。
これに対して、韓国では「大韓民国」政府が実効支配している38度線以南の地域を「南韓」と呼び、両者を合わせて「南北韓」と呼ぶこともある。
通常「北朝鮮」という語は、南北いずれでも用いられない。
朝鮮民主主義人民共和国(wiki)
朝鮮民主主義人民共和国(ちょうせんみんしゅしゅぎじんみんきょうわこく、朝鮮語: 조선민주주의인민공화국)、通称北朝鮮(きたちょうせん)は、東アジアの朝鮮半島北部を実効支配する、最高指導者による事実上独裁体制を取る社会主義共和国。冷戦下で誕生した分断国家である。ただし大韓民国は朝鮮半島全域の領有権を主張しているほか、後述の通り日本も国家として承認していない。
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北韓、キリスト教への扉を開くことに同意
2018(平成30)5月3日 byリー・グラディ
どのように時は変わることができるのだろうか。数ヶ月前、北韓の独裁者・金正恩(キム・ジョンウン)は、日本に向けて複数のミサイルを発射し、核爆弾を米国の方角に打つと威嚇していた。
今回、北韓では、食糧、医療、そして、
キリストのメッセージへの扉を開くことに合意した。
しかし、先週、若い北韓指導者は、世界に別の驚きを投じた。彼は4月27日、南韓国の文在寅(ムン・ジェンイン)大統領と会い、67歳になる南北紛争が終わったと発表した。金正恩は、国境の街にある板門店(文門:パンムンジョム)での会談で、「対立の歴史を終わらせるためにここに来た」と文大統領に述べた。
「韓半島にもうこれ以上戦争はない。新しい平和の時代が始まった。」と2人の指導者は共同宣言で述べた。
カリスマ・マガジンの報告によれば、119万人の兵を擁する世界で4番目の規模の軍隊を立てあげた金正恩は、これからは粉々になった彼の国の経済を立て直すことに注力すると語った。
瞬間的に、このようにして、剣は鋤に変えられた ー 和解がなされた ー 。終始カメラの前でにこやかだった2人の指導者は、1年以内に韓半島を非核化することに合意した。2人はさらに、1950年に始まった朝鮮戦争以来分断されていた南北の家族達の再会の機会を設けることにも合意した。
世界的な祝日を宣言し、通りで小躍りしたい気持ちになる。しかし、多くのアメリカ人は、新しい『アベンジャーズ』の映画の公開に気を取られて、ニュースの見出しに注意を払わなかった。
南北韓国のサプライズの裏には何があるのだろうか。ほとんどのメディアの発表では、今回の和平会議の為に韓国のクリスチャン達が断食して祈り続けたことは触れられなかった。北韓の国境の南の街パジュ(坡州市)では、牧師達が徹夜の祈祷聖会を開いた。ヨンハップ・ニュースによれば、クリスチャン政治家のグループが、ソウルにある国会議事堂ビル内で断食祈祷のイベントを開催した。
何年間も、北韓の迫害され続けてきたクリスチャン達も、この瞬間の為に祈り続けてきた。彼らは凄惨な迫害を受け続けてきた。秘密裏に集まらざるを得なかった。彼らは日常的に逮捕され、強制労働収容所に送られた。またはすぐさま射殺された。彼らが、金正恩を彼らの神として崇めなかったからである。
亡命者達は、2011年に金正恩が独裁者になってから何かが変わり始めたと言う。悲惨な飢餓と経済崩壊と共に進んだ金の冷酷な支配体制が、金が支配すると主張したイカサマの理想国家の夢に人民を幻滅させた。
「過去、人民は金一家を神として崇めるよう教えられた。」
ある亡命者はテレグラフ紙にそう語った。
「それはつまり、人民は、彼らの崇拝を維持させる他の何かを探し続けたということだ。」
金正恩の下では、北韓の生活は耐え難い。約600万人の市民が餓死に苦しんでおり、北韓の子供達の三分の一が慢性的な栄養失調に苦しんでいる。
(飢餓が原因で、北韓国人は平均約5cm南韓国人より背が低いと言われている)
北韓のほとんどの人々が電気を持たない。彼らは間違いなく、外の世界のニュースに接する手段やインターネットを持っていない。
北韓の“民主主義”は茶番だ。人民は投票用紙に1人の名前だけが記載された“選挙”で“票”を入れる。投票用紙の金の名前に斜線を引いた者は、逮捕され投獄される。あるヘアスタイルが禁止されていてもだ!一方、もし誰かが有罪と定められると彼一人だけが牢獄に行くのではない。彼の子供達、孫達も収監される。
アメリカ合衆国国務省(外務省に相当)の調査によると、北韓で監獄に収監されている人々の10〜45%が、信仰の故に投獄されているクリスチャンであるとのことだ。しかし、この圧制の真っ只中にあっても、唯一まことの神は働き続けておられる。ある亡命者の報告によると、北韓当局は、キリスト信仰が「ジュチェ」(全体制を上げての金とその父祖達への崇拝)を打ち負かしはしないかと心配しているそうだ。
この恐れは統計に基づいている。米国国務省によって発表されたある報告書によると、2012年から2017年にかけて北韓のクリスチャン人口が5倍に増加したとのことだ。推定では現在北韓に40万人以上のクリスチャンがいることになる。
先週、私がこの韓国の奇跡のニュースを聞いた時、ー 夢を見てるのではないかと自分をつねった後 ー 、詩篇46編を開いた。そこにはこう書いてある。『来て、主のみわざを見よ。…… 主は地の果てまでも戦いをやめさせ、弓をへし折り、槍を断ち切り、戦車を火で焼かれた。』詩篇46篇8~9節
唯一まことの神が、この奇跡を働かれたのだ。いかなる政治家の働きでもない。(ただ、アメリカのトランプ大統領は、自国のクリスチャン組織とは親密に連携している)
これらの出来事は、主が、この対立の両陣営にいる彼の民の祈りを聞かれ、北韓の痛みを感じる世界中の忠実な者達の祈りを聞かれた。
主は、世界のこの一部で恒久的な平和を計画しておられ、飢え乾く地に福音が豊かに栄えるよう扉を大きく開かれたのだ。
そう遠くないうちに、韓国の諸教会が、食料、医療品、そしてキリストのメッセージを携えて自由に北韓にチームを送ることだろう。
昏睡状態にある患者のように、北韓は目覚めるだろう。世界は国家的な変革を目の当たりにする。
私達は、ベルリンの壁崩壊以来最大の、国々を越える神の主権的な力の現われを目撃するのだ。