【即効性に優れた健康法! 


肩こりが辛ければ肩を触るし、

足がむくめば足を揉んだりもします。

ただ、おなかをじっくり触ることは、

あまりないのではないでしょうか。


整体治療の世界では、

結構昔からある手法

と言われていますが、


誰でも簡単に不調を改善できる

「おなかもみ上げ」

という健康法が話題になっています。


【胃や腸の働きを改善する】

 

胃や腸は、食べ物を消化するだけでなく

そのほかにも色々な働きをしています。


そこで、お腹を刺激することによって、

胃や腸の働きが良くなり、様々な症状が

改善されることになるというものです。


場所を選ばず、どこでも出来る点も魅力です。



【 原因は おなか だった! 】


わずか11分ほどの 

「おなかもみ上げ」

をすることにより、


ストレスや肩こり、

便秘、痩せにくい、

などといった様々な

症状をスッキリ解消

出来るという話です。



まず最初にすることは、

7つのチェック項目を

調べてみて、自分に

当てはまるものが

いくつあるのか

知っておきましょう。

 


.「重くてだるい感じ」の

首こり、肩こり、腰痛がいつもある。


. 昔と比べて太りやすく、

あるいは痩せにくくなった。

もしくはすでにメタボに近い。

 

. おなかが張りやすい。

 

. 油ものを食べたり

お酒を飲む機会など、

また、精神的に緊張する

大事な場面での本番前

などちょっとしたことで、

すぐに下痢になってしまう。


 

. 便秘気味である。

 

. むくみがひどい。

 

. 寝起きの体調が悪い。



放置するとメタボの原因に!】


実はこれらの症状というものは、すべて

内臓が疲れている人に共通することです。


おなかとは関係なさそうなものも、

大腸や膀胱の疲れによって、それが

しつこい腰痛の原因となることもあり


おなかの太い血管がつまってしまうと

全身の巡りが悪くなってむくみになる!

というのも十分に考えられることです。



身体の不調があったとして、

実はおなかと関係している!

というケースは多いみたいです。


最近の研究では、

「うつ病など心の病も

腸の中の状態が

大きく影響している」

との話もありますが、

まだまだ世間一般には

わりと知られていないのでは

ないのでしょうか。


そしてさらに、

おなかの不調が

メタボの原因にも

なってくるわけです。


内臓機能が落ちると

脂肪を溶かす力も落ちて、

自然に太りやすくなります。


太ると、リンパ節がつまり、

血行も悪くなってしまいます。


さらに内臓も動きづらくなり、

無限の負のループ」みたいな

悪循環に陥ってしまうわけです。


運動をしても、食事を減らしても、

なかなか痩せない、という人は、

まず何よりも健康回復を目指して

おなかケアをする必要があります!



 【様々な体調不良を改善】


「おなかもみ上げ」

を実践していくうちに

内臓疲労が解消されて

体内が巡りだします。


すると、上に挙げたような

不調や痩せにくいという状態も、

自動的に良くなっていきます。


ひたすら悲惨な悪循環である

負のループなんかではなく、

健康的で体調も良好になれる

好循環のループに入るのです!


おなかケアをすることは、

多くの人々は気付いてませんが、

思っている以上に大事なことですね。

 


【 おなかもみ上げのやり方】


やり方はとても簡単。

おなかの中を優しく揺さぶり、

混ぜるようなイメージで

行うことがポイントです。


寝る前にやるのが効果的だそうです。


早速試してみると

最初はさする位置が分かりづらいものの、

何回か続けると「ここを触ると心地いいな」

と感覚がつかめてきます。


やり終わると、短時間ながら

おなかがぽかぽか温まるような感覚。


グイグイ手に力を入れながら、

お腹を押し上げるのではなく、

軽くもみ上げるイメージです。


優しくいたわるようにもみあげることで、

お腹をスムーズに動かすことができて

血行が良くなり、代謝もよくなるので、

身体の冷えなども解消されます。


ツボ押しも優れた効果が色々ありますが、

初心者の方がお腹のような大きな部位を

ツボ押しするのは非常に難しいでしょう。

このようにやれば誰でも簡単にできます。



【お腹もみ上げのコツ】


1.指先を重ねる

2.お腹の中を揺らし、混ぜるイメージ

3.呼吸(スで吸う、ホで吐く)


「スッ、スッ、スッ」と言いながら、

何か匂いを嗅ぐ感覚で呼吸するのですが、 

脳に沢山酸素が通りやすくなって

お腹まで酸素が届きやすくなります。


つまり、初心者の方でも自然と

腹式呼吸を行ないやすくなります。


息を吸うのは鼻、

吐くのは口が理想の呼吸です。

呼吸を吐く際のポイントは、

ほっとするときの「ほっ」

という感覚で行ないます。


このように「ホッ」と言葉にして

発することで、横隔膜を刺激します。

これが心と体を安定させるメカニズムです。


意外に思われるかもしれませんが、

たったこれだけで緊張状態にある人は

心が安定して、次第に落ち着きます。