【 人の心は 愛で満たされる 】
人が生きるためには、愛が必要です。
愛というものは なかなか表には
あらわれにくいものですが、
出すほど増えるのが愛です。
恨みや憎しみや無関心などの
ネガティヴな感情というのは、
なるべく無くすことが大切です。
人が憎しみを持っている限り、
真の幸福は遠い彼方にあります。
誰かほかの人の態度を見て
不満に思う人というのは、
自分のことしか考えてない
場合がとても多くあります。
人に不満ばかりを持つ人は、
相手から見て自分の態度が
どう感じさせてしまうのか、
客観的な視点がありません。
自分のことを棚に上げて、
他人を裁くなんて論外です。
人のふり見て我がふり直せ
とはよく言ったものです。
愚痴や不平不満をこぼす人ほど、
その悪い思いはさらに大きくなり
自分のもとに帰って来るものです。
まして、不必要な噂話や陰口や、
ありもしないデタラメな情報に
惑わされて振り回される人ほど、
一番に自分で悪口を発しています。
他人を悪く言わなくとも、
自分に自信がなかったり、
不安が先に来てしまって
自分を悪く思うのです。
見たこと聞いたこと感じたこと。
全てが自分の小さな閉ざされた
狭い世界の中でだけの思いから、
平気で人を決め付けるのです。
間違った情報を集めたり提供する
ようなことばかりをしていたら、
企業や団体や政府や国家などの組織
運営であれば立ち行かなくなります。
感情的な思い入れが強くなるほど、
紛争や内乱や混迷状態が続きます。
人間関係も心の状態も同じように、
悪口を言う人には幸せは来ません。
何故、人は、人に対して
悪口を言うのでしょうか。
その根本には劣等感があり、
さらに深く掘り下げてみると
心の底に恐れがあるものです。
人間は、恐れを持ってしまうと、
自分のこと守りたくなるものです。
自分から人を愛することよりも、
人から愛されることをより多く
望むようになってしまうのです。
人から愛されることよりも、
自分の意志で人を愛する方が
人間にとっては幸せなことです。
人に恨まれることよりも、
自分から人を恨むことの方が
人間関係に強い影響を及ぼし、
心も体も病んでしまいます。
恐れが劣等感を生み出し、
劣等感が争いを生みます。
恐れを消すためには、
愛を表に出すことです。
悪口を一切やめてしまい、
良い言葉を使ってみましょう。
闇は、光が出て来れば、
自然に消えてしまいます。
自分を改善していくことが、
自分を守る一番の方法です。
人生の質を良くしようなどと
考えて思い悩んで苦しむより、
毎日自分を改善し続ける方が
良い結果を生み出すものです。
はじめに言葉ありき。
という言葉が聖書にもあります。
劣等感から、他人を蔑むような
悪い言葉を使ってはいけません。
言葉は、良いことをほめたたえる
善いことのためにあるものです。
自分で自分を尊重し、尊敬したり、
愛することを忘れてはいけません。
人のことを見ても、嫉妬をしたり
腹を立てたり許せないと思わないで、
心から良い言葉を使ってみましょう。
自分で自分が嫌になることもなく、
良い言葉や思い、感情的な善良さを
人にも自分にも持っていることにより、
愛で満たされるようになっていきます。
心が愛で満たされるようになれば、
現実に愛と喜びと幸せが訪れます。
楽しい気持ちがある時ほど、
人は大きな実力を発揮します。
人には愛が必要不可欠なのです。
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身につけられるかどうかは、
心配する必要はありません。
それは必ず身につけられるからです。
はじめに思っていた習慣よりも、
簡単に身につけられるものです。
そのためにはもちろん、人は、
それなりの努力を必要とします。
習慣を身につけるためには、
同じ仕事だとか同じ出来事を
毎日まいにち必ず同じ時間に
繰り返すようにするだけです。
そうすると、それは間もなく
楽にやれるようになるのです。
始めのうちは、どんなに困難で
面倒くさくなってもいいのです。
どんなにやっかいでも、
ただひたすら毎日まいにち、
例外なく規則的に繰り返していれば、
間違いなく楽しいものになってきます。
ジョン・トッド 著
「自分を鍛える」より引用
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シラ書39-33〜34
「主の業は、すべてよい、
主は必要な人に、
必要な時に恵みをくだす。
<これはあれより悪い>
と言ってはならない。
すべては、
その時々によい物だとわかる。





