《 日本の昔話 》③

【 正直な庄作の婿入り 】
~~   其の三   ~~
夢の 大どんでん返しは あるの?

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「正直な庄作の婿入り」
というお話も、いよいよ
ラストステージですじゃ!

蔑まれ馬鹿にされてきた庄作は、
お地蔵さんに対して謝ってしまう。

無理なことをお願いしてごめんなさい!
どうせこんな僕なんか、ダメだよね!
さびしくても、悲しくても、そんな、
結婚なんて、無茶だったんだよね!
。・°°・(>_<)・°°・。

【  狐に 化かされて 開眼   】

突然、お地蔵さんの背後から
庄作の眼前に、狐が現れた。

狐が持っていた桜の枝を振ると、
あっという間にその場がすべて
庄作の結婚式の会場となった。

驚く庄作の横には、
大切に思ってくれる
美しいお嫁さんが
座っていたのだ。

突然の事に驚きながら、
庄作は産まれてこの方
初めて味わったような、
温か~い気持ちに包まれた。

花嫁も心から、庄作のことを
大切に思っているようだった。
あまりの幸せさに感動して、
庄作は胸が震えてしまった。

「嫁子、わしゃあ、こんな
有難い気持ちになったのは
初めてじゃ!!」

《《こいつぁかなりヤバイですな》》
  *・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*


【   騙されても めげない姿   】

翌朝になって村人達は、
お地蔵さんの横で笑顔で
眠る庄作を見つけた。

村人達は、きっと狐に
騙されているのだろうと、
ますます庄作のことを
馬鹿にするようになった。

だが庄作は、これまで以上に
笑顔を振りまいて、ますます
一生懸命に働き通したという。

ちゃんちゃん。

☆☆☆☆☆☆

え?おしまい?
まじっすか!?
庄作の立場は??
馬鹿にされっぱなし???

それまで以上に
笑顔を振りまいて、
ますます一生懸命
働き通したなんて。

つ   づ   く
( ´ ▽ ` )ノ✨✨✨