《 日本の昔話 》①

【 正直な庄作の婿入り 】

~~   其の一   ~~
夢を 信じて 生きてゆく

☆☆☆☆☆☆

「正直な庄作の婿入り」
という題名のお話があります。

日本の中国地方の昔話であり、
伝説のとても奇妙な物語です。

特殊能力のバトルはありません。
そんなドキドキハラハラ展開は、
期待するには及ばないですから。
♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪

これは『 まんが日本昔ばなし 』
からのコピペでございますじゃ。

「後味悪い物語ランキング」で、
かなりの上位でございますじゃ。
m(_ _)m


【  正直な庄作の婿入り物語   】

☆☆☆  そのいち  ☆☆☆

【  不細工で真面目で馬鹿正直  】

昔、あるところに、
不思議な村があった。

それは、この村の人々は
年寄りから赤ん坊まで、
村人たち全員がみんな
美しい顔立ちをしていて、

妙にとりすましたところが
あるということだった。
しかしその中で、顔立ちの
美しくないものもあった。

見かけは不細工だが、
真面目で馬鹿正直な
よく働く男だった。


《《最初の時点でもうすでに、
   無茶ぶりな展開してます》》
(;^_^A


【  正直な庄作の 希望と現実   】


その村の中でたった一人だけ
不細工な男は、その名前を
庄作(しょうさく)といって、
正直な性格の持ち主であった。

庄作は顔立ちは悪かったが、
根っからの正直者であって
他の誰よりも働き者だった。


さて、庄作は朝から晩まで
それはもう、よく働いた。
誰よりも真面目に働いたが、
周りからは騙されてばかり。

素直で馬鹿正直な庄作は、
人一倍の不細工であるため
必要以上に馬鹿にされて、
不当な仕打ちを受けていた。

こんな庄作にもたった一つ、
胸に秘めた願い事があった。

それは、自分もお嫁さんを
もらえるようになること。

《《なんか泣ける設定ですね》》
   。・゜・(ノД`)・゜・。


【  騙され 裏切られ 寂しがる  】

村人達は不細工で馬鹿正直な
庄作を見下し、あまつさえ、
庄作に難癖を言いタダ働きを
させたり魚を横取りしたりした。

だが庄作は嫌な顔はせず、
いつも笑顔で暮らしていた。
そんな庄作も、胸が痛くなる
ほどに寂しくなる事があった。

「自分は器量も悪くて、もう
それほど若くなくなってきた。
しかし、お地蔵さんにお願い
しておきながら、あきらめて
しまうようなことではいかん!」


一人ぼっちの自分の所に、
嫁が来てくれればどんなに
良いだろうと思った庄作は、
村の地蔵に祈願をしていた。


「お地蔵さま、どうぞわしに、
    良い嫁子が来ますように、
    お願いしますじゃ!!」


《《《だんだん切なさがMAXに
なってきますね~…>_<…》》》


つ   づ    く
( ´ ▽ ` )ノ✨