病気が静かに身体を蝕む様に、抑えていた感情、見ないふりしていたものは確実に後に現れてくる。
ご飯を食べるのが面倒と思い、腹に入るけど満足感は無い。
ただ疲れ、眠くなる。
頭では何かが違うと思うのに、どうしたら良いのかわからない。

でも、何と無くわかるのは淋しさ。
淋しいんだ、きっと。
淋しさから目を背けた。
じんわりと水を含む様にこの身に浸透してきた。

ケイさんのことを支え、気を紛らわしてきたけど、ケイさんの抱えている問題も終わりが見えてきた。
そこで、はたと気づく。自分が置いてきた感情。見ない様にしたもの。

感情に飲み込まれたく無くて、ケイさんに執着している。
なんて滑稽で馬鹿なのだろうか。
私の思い通りになんてならないし、縛る事は許されないのに。

悟られない様にしないとな。