そもそも私はなんでこんなに自信がないのか。母との関係だと思っている。私には兄がいて、母は20代前半で私達を生んだ。若く未熟な母。母自身も家族との問題を抱えたまま結婚し、母となった。そんな若い母は私が甘えるのを極端に嫌った。母は脚にまとわりついてきた幼き私に「お母さん甘える子嫌い」と言い放った。2歳くらいだったと思うんだ。母の身長は低いのに、記憶では母の股下に収まっていたし。甘えると嫌われるって構図ができた。愛は容易に手に入らない。冷たくされるのが愛。母は私に男の子の服を着させた。母は女を嫌っていた。しなを作る女は特に嫌い。私が泣くと『女は泣けばいいと思ってる』『これだから女は』と怒りを滲ませて吐き捨てる。年頃になると、不器用なくらい優しくて言い寄ってくる男はカスに思えていた。手練れの手に入らない格上男性にしか惹かれない。切ない恋こそが本物の恋だってどっかで思ってたんだ。手練れの格上男性に恋しては、私は常に自分に不満で、こんな容姿じゃ認めてもらえない、なんで自分は顔もスタイルもこんなにダメなんだって苦悩してた。小学生の頃は比較的よかったけど、中学では男性が怖くなって、女子校へと進学した。母が私をもっと愛してくれたら、私の人生はもっとイージーモードだったのになって恨めしい想いでいた。ちなみに父は私のことをとても愛してくれてた。過剰評価も過小評価もしない。ただただ存在を喜んでくれてた。(ありがとうお父さん)大人になった今は母への恨みも消えた。私は「切なさ」を体験したくて今世生まれてきたんじゃないかという考えに至った。飽きるまで切ないドラマ・映画で心を震わす。切ない俊足くんとのあれこれは宝物だ。(お母さん生んでくれてありがとう)
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