昼間は蝙蝠、夜だけ人間。半人前吸血鬼アル、うっかり日本へ!?

アメリカでひとりぼっちで生きてきたアル。異国の地で出会ったのは、口の悪いミステリアスな男で……。
書き下ろしショートストーリー収録。

昼間は蝙蝠、夜だけ人間。牙がないから血も吸えない。そんな中途半端な吸血鬼アルは、アメリカで孤独に暮らしていた。
が、お腹を空かせて迷い込んだ食肉倉庫で、うっかり冷凍蝙蝠にされてしまう。目が覚めるとそこは……日本!?
真っ裸で警察に捕まったアルは、謎の男・暁に (散々文句を言われつつも) 助けられ、一緒に暮らすことになるけれど――。
事件に恋に大忙し!半人前吸血鬼アルの奮闘記。

 

🦇🦇🦇ギャッ🦇🦇🦇ギャッ🦇🦇🦇ギャッピンクハート

 

新書版を5巻途中まで読了しました。

 

未完とどこかのサイトに説明がついていたので嫌な予感はしましたけど、いい所で終わってたネガティブあせる

 

5巻の3分の2くらいは暁の生い立ちのお話の番外編になってます。

 

その番外編を途中まで読んで保留にしているところ…。

幼少期の虐待の話とかって読むのしんどい…。

 

今の所性暴力は受けていませんけど、これから施設に入る所なのでなんともにっこり

 

久しぶりに木原先生に挑戦するかびっくりマークと引っ張りだしてきたんですけどね。

 

キャラクター的には『恋する暴君』だと思いました。

暁が宗一さんで、アルが森永くんですニコニコ

 

なんか甘ったれた所がアルと森永くんはそっくりです。

相手に迷惑をかけているのに気が付かないで感情で押し切る感じとか…昇天

あと、アルは時々殴りたくなりますねにっこり

 


森永くんは🦇になりませんけど、アルは中途半端な吸血鬼なので強制的に🦇になります。

 

実際こんな🦇が居たら可愛いでしょうね(笑)

なんせ中身人間なので。

 

でもですね、木原先生のファンタジーなので結構リアル描写がありましてね。

 

残酷描写は覚悟して読まれた方がいいです。

どんなことをされても死ねないって本当苦痛でしかありませんよね…泣くうさぎ

 

ファンタジーだけどホラーでサスペンスはてなマークな感じで、結構あっという間に5巻までは読めてしまいます。

ちゃんとコメディー要素もあり、文章の上手な作家さんだなぁ、という印象です。

 

文章にも個性ってあるので、苦手な作家さんもいるのですが、木原先生は読み易いですね。

内容にもよるかも知れませんが。

 

たまたまこの作品に手を付けた訳ですが、なんと文庫化して3巻まで発売されているみたいですね👀

 

あとはコミカライズもしているみたいです。

 

兎にも角にも、折角文庫化したのだから最終話までちゃんと終わらせてほしいですびっくりマーク

 

他の作家さんだったら、暁が吸血鬼なる可能性が高そうですけど、木原先生だと暁は人間で生を終えそうな気がしますね。

 

永遠の命って、そんなに簡単に決断できる代物ではありませんよね…。

 

最後に、こちらの作品で『エンバーマー』という職業を取り上げていますけど、私はこういった職業があるのを初めて知りました。

 

1巻って2006年に発売ですよ。

木原先生の目の付け所が凄いな驚きというお話。