希少種であるライラック種の兎獣人のオメガ・カノンは、政略結婚により、同じライラック種のアルファ・レイに嫁ぐが、いわれのない冷遇を受け、虐げられる。発情期の度に義務的に抱かれ、それでも孕むことのないその身を責められる日々。耐えられなくなったカノンは屋敷を出るが、逃げ出した先にはカノンの運命の番である虎獣人のアルファ・リオンがいた。「俺と番になって、世界一のお尋ね者になる勇気はあるか？」肉食と草食。禁断を超えた愛の行方は――
TL
とかでも置き換えられそうな作品。
普段BLばかり読んでいるので、イマイチTLの定義が解っておらず申し訳ありませんが、受が女性であっても全然違和感がないかな、と。
これが現代ものだったら、受がたとえDV旦那に苦しめられていたとしても、不貞行為を犯している嫁になってしまうのでは…
「出会うのが遅すぎたわね…。私たち
」
って感じのところから始まる感じなので。
旦那の方と言えば、よそで子供作りまくってるのですがね…。
それはさておき、面白く最後まで読了させて頂きましたが、純粋無垢なストーリーではないかなぁ。
略奪愛ともちと違うか
何せ、昼ドラとかでも行けそうな感じがしますぜぃ
気になったのが、DV旦那が受意外とやりまくって結構子供を作っていたのですよね～。
その子供たちはその後どうなったのかなと。
アンダルシュノベルズは挿絵がないのが本当に辛いなぁ
登場人物紹介はあるんですけどね。
