★★★★★ 最高!!

【作家名】本宮榎南
【サイズ】A5
【ページ】132
【ジャンル】オリジナルjune・小説
【カップリング】皇帝×極貧少年
【初版発行日】2007/09/02
【内 容】
【皇帝×極貧少年】
【中華風FT・人獣変化・18禁】

豊かな華の国。
国の発展とは裏腹に、時の皇帝は暗い闇を抱えていた。
そしてその闇故に、賢帝と崇められながら、血族や高級官吏に忌避される。
重大な秘密を持つ皇帝・清白と、極限の暮らしをするヤン。
初めて皇帝の心に触れたのは、身分どころかその日の夕食代すら持っていない少年の笑顔だった。
幸せなその後のエピソードも交えた完全版。(2011年『完全版』発行時から変更点なし)

 

完全版最高でしたワ━ヽ(*´Д`*)ノ━ィ!!!!

 

完全版ではない方を以前読んだのですが、全然満足度がちがう~。

 

再販で通販で販売しているときは、完全版ではないけど読んだからいいかな……と思っていたのですが、幸せなその後のエピソードも交えたってあらすじを改めて読んで欲しい!!と。

 

でもその時にはすでに売り切れていたんですよね……。オクは高いし新品でもないのに定価より高いのは納得が行かず探していたのですが、古書を扱っている通販で新入荷で発見!!

 

ちょこまか覗いていて良かった~。価格も定価とほぼ変わらずでありがたや~。

 

1回読んでいましたが、また最初から読了してしまいました。

 

本宮先生、本当に大好きなんですよ~。

 

再読だというのに泣いた泣いた(ノ_-。)

 

本宮先生は残酷な現実みたなものを盛り込んでくる時があるので、そういう作品は泣いてしまいます。

 

でも、悪い奴に対してはちゃんと制裁を下してくれるので、そこも好きです。

 

しかもその制裁が甘っちょろくない。

 

今作は皇帝が虎に変身できる設定なんですけど、それってどこかで読んだことありませんか?

 

もふもふ好きな方ならピンと来たかもしれません。加納邑先生の皇帝シリーズ。

 

前回のレビューの時も、どちらが先にこのネタを書かれたのかな~と思ったのですが、

『皇帝は虎を求める』が2005年、今作の初版が2007年なので、加納先生の方が先なんでしょうか。

 

他の作家様でも書かれているかも知れませんが、ぱっと浮かぶのはやはり加納先生かな~。

 

加納先生も門地先生挿絵の時とか凄く面白かったんですけどね。一体何作ださせられるのやら。

 

あちらと違って、流石に仔虎を孕んだりは出来ませんよ。

 

その辺は現実的です。しかも虎皇帝はどちらかというと忌み嫌られる存在なんです。

 

そしてこの完全版の有り難い所ですよ!仔虎の子育てのお話もあります。

 

2人は生むことが出来ないので、一体この仔虎は誰の子供なのか……??

 

その辺は読まれて楽しんで頂ければと思います。

 

3人の幸せな日常のお話もとても良かった照れ攻こと皇帝が声をあげて笑える毎日がこようとは。

 

凄く良かったですラブラブラブラブキラキラ