★★★★半

 

【作家名】本宮榎南
【サイズ】A5
【ページ】76
【ジャンル】オリジナルjune・小説
【カップリング】美貌の蝶×平凡な蝶
【初版発行日】2016/03/21
【内 容】
【美貌の蝶×平凡な蝶:つがい・両性具有・擬人化】


蝶の国では身体的特徴や血統により、
全国民が厳密にランク分けされており、
ツガイはランクを管理する管理局が決める。

完璧な容姿・血統を持ちながらも、
ある身体的欠陥により最低ランクになったサティエのツガイは、
羽化に失敗し両性となってしまったヒオ。
サティエが生涯唯一のツガイに憧れ、強く求める一方、
ヒオは自分に自信がないあまりにツガイまでもを否定してしまう。
周囲から忌避される最低ランクの蝶だって、幸せになれる!

一生懸命な攻めと、そんな攻めに徐々に感化されてゆく
地味な受けのお話。

 

今回はしっとり目の本宮先生作品でした。

 

先生の作品は、もう同人誌でしか読めないのでいつも楽しみにしております。

 

私の好みのツボをついた作品が多く、番、唯一、ふたなり、擬人化などのワードに反応される方にには絶対に外せない作家様です!!

 

今回は蝶のお話しでしたが、泣いた(ノ◇≦。)

 

しっとり系の本宮作品で泣かされなかったことがありません。

 

しかも滂沱の涙。同人誌が濡れてまう(。>0<。)

 

萌えのツボも泣きツボも本当に的確についてくるんですよね。

 

健気受に一途攻なこちらの作品、レビュー仕様がありませんので、是非読んでみてとしか。

 

1つ不満があるとしたら、その後がもっと読みたい!!って所です。

 

これはどの作品でもいつも思うのですけどね……。いつまでも作品の世界に浸っていたくなってしまうんですよね。