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男の上司との公にできない恋愛関係に疲れ、衝動的に会社を退職した胡桃沢怜衣は、偶然立ち寄った家具店のオーナー・桜庭翔哉に気に入られ、そこで働くことになる。そんなある日、怜衣はマイペースで世間体にとらわれない翔哉に突然告白されたうえ、人目もはばからない大胆なアプローチを受ける。これまでずっと、男同士という理由で隠れた付きあい方しかできなかった怜衣は、翔哉が堂々と自分を「恋人」だと紹介し甘やかしてくれることを戸惑いながらも嬉しく思い…。

恋で せいいっぱい (リンクスロマンス)/幻冬舎

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きたざわ先生嵌った~!

この作品が先生の初読み作品ではないのですが、新書のもは初めてで、個人的な感想としては

「こんな甘があったのか・・・!!

と、ちょっと衝撃を受ました。

以前読んだものも甘かったのですが、「何?この全てを包み込むようなベタ甘は!」と。

イメージ的には月村先生の『眠り王子にキスを』とちょっと似たような感じで、月村先生の作品も何度も読んでいて大好きなのですが、私はこちらの方が嵌りました。

何が似ているかというと、不幸体質の美人受が、押せ押せのイケメン攻に愛されまくって甘く蕩けちゃうところです。

どちらも何回読んでも幸せな気分になれるので、お勧めです。

こちらの攻の方がお金には困ってなさそうですが。

恋に臆病になっている可愛い受を口説き落とす、デロ甘作品は本当に癒されますよね~。

今作も木下先生がイラストですし、内容に合ったイラストをきちんと持ってきてますよね。
眠り王子にキスを (SHYノベルス313)/大洋図書

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