毎日、子どもに質問される。昨日と今日はこんな問いだった。

・お金ってどうやってできたの？

・豚肉とか鶏肉食べてるのって、命を食べてるの？

・命ってなに？心臓？

お茶しながら質問されてしどろもどろになることもしばしばです

「ちゃんと答えよう」って頭があるもんだから、

「色々知ってて、教えてあげる人」スタンスになっちゃう。

命ってなに？って聞かれたとき、

「それは〇〇だよ」

って答えたくなるのよ、偉そうにしたいから。

「そう。ひとは命を食べて生きてるんだよね。だから感謝して食事しないといけないね」とかさ。

間違ってはいない。

でもなんか、これ、つまんなくない？なくなくなくなくない？

なんでつまんないか。

これ、ほんとはわたしの意見じゃないの。

どっかで聞いたの。

もっともらしいから、

「大人から子どもへ与えるステキな言葉」っぽいから、採用したの。

わたしはいつも、こんなふうにかっこつけて、いかにも「賢そうな」「それでいて為になる」

答えを押し付けて悦にいってたんだ、それが素敵なお母さんだと思ってた。

でもね。

「あなたはどう思う？」

って聞いたほうが

自分も、相手も、自分の意見がどうなのか考えることができるって、哲学対話の場に参加して、知った。

それは安本志帆さんが進行役をつとめている「犬てつ」で、たった2回の参加なんだけど。

今のわたしには子どもに「命ってなんだと思う？」って聞いて、そこで終わり。

せっかく子どもがこんなに面白いテーマを投げかけてくれているのに、

そこからどう問いを投げかけていくと、子どもと「考える」「聴く」「語り合う」が深まるかわからない。

できたらものすごく楽しいだろうに！！

まあ、わからないのは仕方ない。

でも深めていくのは面白い、って「犬てつ」に参加して知ってしまった。

知ってしまったものは、もう元に戻れないんだよね。

あまりにも面白いから。脳みそが沸騰してる！って感じるくらい、コーフンするから。

身体じゅうの毛穴が逆立つくらいに刺激的で、しかも、それは静かだ。

お祭り騒ぎのコーフンとも違う。

人間ってこんなに面白いことができる生き物なんだ、って感動する。

でも今のわたしじゃできない。

哲学対話は誰でも参加できる場だけど、誰もが進行できるわけでは、決してない。

哲学対話、体験してみてほしいです。

わたしが主催する今回の哲学対話はテーマが苦手な方もたくさんいらっしゃると思います。

でも、性をテーマにして、全てのひとが対等に話せる場、ってわたしはみたことがない。

性について話そうとして、「エロいね」って言われるの、もうたくさん。お腹いっぱい通りこして下痢する。

ドМだねとか、そんな話がしたいんじゃない。

子どもが質問するみたいに、ただ、純粋に問いかけてみたい。

多くの大人がするように「それはね」って既存の答えを押し付けられず、考えてみたいのです。

残席9名です！

：：：：性をテーマにした哲学対話を主催します：：：：：：：

ご自分のこころとからだについて、改めて考える機会をもってみませんか？
「考え、聴き、語り合う」ためのプロがいる場で、

「考える」をしてみませんか。

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セックスに「良い悪い」はあるのか

～セックスと心は、つながってるの？～

ゲスト：AV監督　二村ヒトシさん

ジェンダーを越境するAV作品を数々世に送り出す一方、著作も多数。
『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』

『すべてはモテるためである』等

哲学対話ファシリテーター；安本志帆さん
「てつがくママ」として、子どもの哲学や、発達の特性に関わる、
生きづらさを感じる方々のリカバリーを中心に地域や学校、大学、
自立支援事業所などで活動中。親子哲学相談、高校生、大学生、社会人との哲学相談も行っておられます。

■日時：10月5日（土）

　　　哲学対話　17：30～19：30（受付17：00）

　　　懇親会　　20：00～21：45

■場所：名古屋駅徒歩5分

　　　愛知県名古屋市中村区竹橋町5-12 THE WHITE OISE　４０３号室

■定員：哲学対話：30名限定

　　　　　懇親会　　：50名まで参加可能

■参加料金：哲学対話：4,000円

　　　　　　　　懇親会　：3,000円

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「命ってなに？」子どもの問いに、どう対応する？