肉団子に振り回された旅 | 馬の町から

馬の町から

ダンナのフランス赴任で、家族でシャンティイ→シャンティイ近くの村で過ごした、2018年3月26日~2020年10月26日まで、合計ぴったり2年7ヶ月のフランス生活の記録。子供は2008年生まれの娘「はな」(仮名)、2010年生まれの息子「かい」(仮名)。

さて、オランダ旅行記、開始なんですけど…本日は前座。

 

今回の旅行2日目、ダンナの希望で、ビールの醸造をしているという修道院に立ち寄りました。

 

が、コロナの影響で現在は修道院内部の見学はできず、でも併設のレストランは開いているのでそこでビールは飲めるし、おみやげ屋さんでビールも買える、ということだったので、行ってきたんですね。

 

後日書きますがレストランは大満足!ダンナはビールもおいしかったらしいので、売店で買って行くことに。

 

売店にはビールだけじゃなくて、チーズなどの食品や、シャンプーなどの雑貨まで、なんかよく分からないけどいろんな修道院ブランドが売られてて(笑)

 

で、チーズのショーケースのすぐ隣にあった冷凍庫の中に、はなが、「あっ!これさっきメニューにあったやつ!」と指さしたのが、パッケージを見ると、黒いトリュフチョコみたいな。

 

実はレストランではあまりおなかがすいてないと言って少量しか食べなかったはな、じゃあデザートにこれ買ってく?ってことで、買うことにしたんですけども。

 

で、車に戻って、じゃあ溶けちゃう前にチョコさっさと食べましょうか!とさっそく箱を開けたはいいんだけど…。

 

 

…なんか、全然写真と違うね?黒くないね?しかもやたら凍ってるね?

 

…でも、とりあえず、いただきまーすと、私以外の3人が手を伸ばす(私運転のターンだったので発進準備中)。

 

…で、おかしいね、これ、なんか変だね、と…はながひと口かじってましたけど、それで、「これ、肉かも」と。

 

…冷凍肉団子?!(;゚Д゚)

 

…パッケージをチラ見して、チョコだと疑わず、オランダ語を翻訳にすらかけなかった私も悪い…が、今更返品などできるわけがない。

 

我が家、車旅行では、クーラーボックスを積み込んで、そこに水とかを入れて移動中に飲めるようにしてあるんですね、あとチーズとかアルコールとかをおみやげに買った時もそこに入れて運ぶようにしてるんですけど。

 

で、とりあえず、どうしようもないので、その冷凍肉団子は、クーラーボックスに入れてとりあえず次の宿(ユトレヒト)まで運ぶ。

 

…不幸だったのは、今回の宿はキッチン付きのところがひとつもなくて…。

 

なので、とりあえずユトレヒトの宿で、これ調理できないかと聞いてみるも、衛生上ダメだと、まぁ当然ながら言われる(ちなみに晩ごはんにカップラ食べたいからとお湯頼んだらそれはくれました)。

 

とりあえず冷凍庫で保管するのはOKと言ってくれたので、ちょうどクーラーボックスの保冷剤も溶けきってたことだし、一緒に冷凍してもらい、翌日回収、アムステルダムの宿へ。

 

こちらでも聞いてみるもやはり調理はできず、また冷凍してもらうこと2泊。

 

そして最終日はまる1日の観光をしながら、夜帰宅…それまで肉団子は、まる1日クーラーボックス内保管。

 

…既に3回?冷凍と解凍を繰り返してるわけで…もうダメじゃね?とは思いつつも、帰宅後調理することに…フライパンで焼けばいいのかと思ったら、なんと揚げなきゃいけなかった。

 

 

揚げたら、写真のトリュフチョコっぽくなったwwwww(そういやパッケージ写真撮るの忘れましたわ)

 

おそるおそる1個食べてみる…おいしくはないけど、食べられる(苦笑)

 

なんだろ、いわゆる肉団子ってより、中になんか違うトロっとした具材が入ってて…これまた思ってたんと違うってかんじで。

 

結局みんなで少しずつ食べたけど、あまりみんな気に入らず、でもダンナが食べてくれたかな。

 

誰もおなか壊さずすみました…(苦笑)

 

なんだよーこんなたいしたことない肉団子(っぽいもの)にずいぶん振り回された旅だったわ…しかもそこそこお値段したのよねこれ(6ユーロくらいだったかな…)。

 

教訓:知らない外国語はきちんと翻訳かけましょうww

 

てなところで、そんなかんじだったオランダ旅行、明日からしばらく旅行記続きまーす。