今日は、取引先の新春講演会に参加しました。

この会社社長の大学の卒論は「原子力発電」に関する論文を書かれたようです。

社長の見た目からすると、３０年前後の卒論だと思うのですが、結論「原発反対」の事のようです。（理由は、講演者と同じ）

講演者は、なんと元内閣総理大臣「小泉純一郎」さんです。

流石にお話が上手いですね！

小泉元総理も、「原発０」推進派です。

ただ、現職の時は原発推進派だったそうです。

原発関係者からは、「原発は安全」であることを当然、聞いていたからです。

政界から離れた後、福島原発事故が起こり、よくよく調べると・・・・・・

発電コストを考えると、原子力発電が安く上がるようですが、原子炉の最終処理までのことを考えれば、とても高くつく発電になります。

数百年先の子孫に使用済み核燃料のつけを回して良いものでしょうか？

原発事故から数年で、９兆円を国からお金を当てているようです。

原発を廃止できないのは、見えないところの利権があるのでしょうか？

講演の冒頭に「トモダチ作戦被害者支援基金」のお話をされました。

原発事故の翌日に日本近海にいた「米軍　空母ロナルド・レーガン」等が、原発事故の放射能流出状況が伝えられず、救助活動をして被爆をしてしまいました。

アメリカ政府はノータッチ。入隊するときは、何かあっても責任を取らないような、書類を交わすため取り合ってもらえないようです。

それを知った小泉元総理は、アメリカまで被爆した軍人に会いに行きました。

３００人前後が被爆しているようです。被爆のせいで、体調不良になり除隊になれば軍隊の医療から医療保険が充実していないアメリカで、民間の高額医療を受けることができません。

この話の時、小泉元総理が涙声にかわりました。

小泉元総理は、この講演活動を無償で行っているようです。

震災被害にあってしまった住民の人たち、今でも不自由をしていると思います。また、援助をしてくださった他国の人たちに感謝をしなければなりません。

そして、何も知らされずに被爆してしまったアメリカ軍の方にも手を差し伸べたいものです。

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元内閣総理大臣「小泉純一郎」、「原発０」