今朝、妹から連絡がきて
伯父が他界したと。
伯父の弔いをしよう。酒と食べ物を調達した。
伯父の住まいが遠くて、あちらの家族葬で済ますらしく、弔電もいらない。ということなので。
私の記憶の中で、最初の伯父の記憶は、小学生くらい。
小学生の頃は、夏休みと冬休みの9割近くを母の祖父母の家で過ごしていた。
そして、夏のお盆とお正月のタイミングで、母の実家に親戚が集まっていた。
何に数回、数時間会うのが伯父家族だった。どういう事情があるのか子供の頃はよく分からなかったけれど、伯父のお嫁さんと母の家族があんまり仲良くない感じは子供ながらに感じてはいた。
なので、たくさん話した記憶もないし、とても交流が良かったわけではないけれど、末っ子の母にとっては伯父が大切な存在なんだろう、というのは何となく感じていた。
伯父は機械やコンピュータに詳しくて、従兄たちとそういう話をしているのを羨ましく思っていたのを思い出す。
他に思い出すのは、いつも慌ただしく来て、あっという間に帰っていくけれど、とても面倒見が良かったこと。従兄にも、自分たちにも優しくしてくれた。
伯父さんはすごく真面目な人だったんだろうな。
そして、すごく優しい人だったんだろうな。そして、お嫁さんをとても愛していたんだろうな。
お嫁さんは数年前に他界した。その後に従弟も他界した。
身近な人が亡くなるのは寂しいし、悲しい。でも。伯父の尽義に、忠誠を誓うのが残された者の正義なのだろうと思う。
伯父の意志は、多分、誰にも迷惑をかけないことなんだろう。言葉を選ばずにもっと言うと、誰の世話にもならない。
だから、伯父から差し出された尽義を受け取って、彼が選んだことを尊重する。
寂しいとか悲しいとか言っちゃダメだ。
それは、死に方さえ決めて死んでいった伯父に失礼だから
伯父さん、お疲れさま
心残りはたくさんあると思うけど
天国で、叔母と従弟と会えたかな?
本当は亡くなる前にもっとたくさん話したかったよ。ありがとう