先日業界でゲートキーパー講習が行われました。

ゲートキーパーと言うと聞きなれない言葉ですが端的に言うと、

ゲートキーパーとは悩んでいる人に気づき、
声をかけ、話を聞いて必要な支援につなげて
見守り、自殺の兆候を事前に察知し対策するものです。

私たちの業種でもある理美容業は地域に根付いた文化でもあります。
そういった形で対個人との接客時間がある程度長いので、
お客様の悩みを察知する役割を担えればということで
研修が行われました。

折しも、2007年以降のリーマンショック以降、全国的に自殺者は
増加傾向であり、また、いじめ、災害、社会的生活環境の変化、
介護など、様々な要因で精神的に追い詰められてる人が増加して
いるようです。

講習後の座談会では、
「個人の事にそこまで深く関わるのもどうか?」
という意見もでましたが、

私たちの業務である理美容師の法律、理美容師法第一条には、

【第一条】  この法律は、理容師の資格を定めるとともに、
理容の業務が適正に行われるように規律し、
もつて公衆衛生の向上に資することを目的とする。

【第一条】  この法律は、美容師の資格を定めるとともに、
美容の業務が適正に行われるように規律し、
もつて公衆衛生の向上に資することを目的とする。

と書かれています。

さらに公衆衛生とは、

【公衆衛生 public health】 

公衆衛生の定義としてはアメリカのウィンスローC.Winslowのものが
世界保健機関(WHO)によって認められ広く通用している。

それによれば,公衆衛生とは
〈環境衛生の改善,伝染病の予防,個人衛生の原理にもとづく衛生教育,
疾病の早期診断と予防的治療のための医療および看護業務の組織化,
さらに地域社会のすべての住民が健康を保持するにたる生活水準を保障するような
社会機構の発展を目指して行われる地域社会の努力を通じて,
疾病を予防し,生命を延長し,
健康と人間的能率の増進をはかる科学であり,技術である〉と定義される。

ということで、ゲートキーパーは理美容師の社会における大切な
役割なのではないかと感じられた次第です。

生命を延長するという役割が
隠されていた「心の病」に気づく切っ掛けになるやもしれません。

勿論、個人の問題であり、あくまでも自己責任という意見も
あるとは思いますが、そこまで対個人に深く突っ込まなくても
ちょっとした一言や意見で劇的に環境が変わる事もあります。

人間は可能性の塊りなのです。

マザーテレサの言葉に

「私は、親切にしすぎて間違いを犯すことの方が、 
親切と無関係に奇跡を行うことより、好きです。」

という言葉があります、自分が関わる人達に、
お節介と言われようが、関わってみようと思えた研修でした。



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