先日、久方ぶりに私の古巣でもあるホールさんを見にいきました。
お目当ては、業界初となる、とあるサービスの調査。
モノは確かに完成度が高く、新たな遊技プロセスを創造できる可能性の高い素晴らしいサービスでした。各フロアの一等地にいくつもその端末が設置されていて、案内もバッチリ。
ただ、数時間滞在して、顧客の立場になって感じて、考えた末に浮かびあがってきたことは、
①顧客は基本、簡単に慣れている遊技プロセスを変えようとはしない。
②顧客は基本、新しいものを知ろうとする努力はしない。
ということ。上記①②について、人は年齢が高いほど、その傾向は強くなり、習慣を変えにくくなります。
人は、自分の経験が多ければ多いほど、今の自分の選択がベストと思い込みますからね。
そんなことをしみじみ感じさせらたのです。
遊技プロセスに幅を持たせることで、より楽しんでいただこうと思っているのは、そもそもホール側だけ。
お客様はそのもっと手前の段階で、新しいプロセスを知ろうとはしていないということ。
だからこそ、何かスタートさせるときには、開発と営業をごっちゃにせず議論しないといけないんですね。
"何をやるか" で営業があがる時代は既に終焉を迎えています。いってみれば、何をやったところで全て不正解。
正解を創るのは"どうやるか"です。
あらためて、業績向上にとって大切なことを確認することができました。
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