父の地元の駅に到着して、
駅構内を歩いていると1人のお婆さんが父の名前を呼び、近付いてきました。


それは父の母。
初めて会う私達姉妹の祖母です。


私と母をジロリと見たので、私は
『お祖母ちゃん、雪乃です❗』と笑顔で挨拶すると呪文の様な言葉を早口でまくし立てました。
怒ってる様な顔で大きな声でまくし立てるので私はなんて言われているのか分からないのと怒ってる様に見えて。。とても怖く感じて身を縮めました。
姉はただ黙ってました。
母にも明らかに怒ってる口調でまくし立てていました。


そして、喚き散らすのに満足したのかお祖母ちゃん(ばあちゃんと称します)は歩きだし、一台の車に乗り込み、私達も乗りました。運転席にいたのは、父の姉。私達姉妹の伯母さんでした。


先程の事もあり、挨拶をするのを躊躇っているとその伯母さん(A伯母)が父にまた呪文の様な言葉で話しかけて、父まで呪文を喋りだして、とてもビックリしたのを覚えています。A伯母は私達にも話しかけていましたが愛想笑いで精一杯滝汗


そんな時にばあちゃんが姉と私を見て一言。
『春は○○○~ニヤニヤ
(↑方言でどこか分かってしまうので笑い泣き

すると伯母も『ほんと春は○○○~。雪は母親似だから残念ニヤニヤ



…大体どういう意味か分かります(笑)?
まあ、姉は可愛いと言う意味です。
父に似てるので可愛く感じるのでしょう。

うーんと、父方の親戚は、まぁ嫁イビりが好きな一族です。
だから母に似た私は可愛くないと言いたかったみたいです。

その頃の私は意味が分からずにヘラヘラと愛想笑いをするしかなかった。母も今から身を寄せる親戚に遠慮もあり愛想笑いしかできなかった。
ちなみにその方言の意味を知ったのはすぐ後でしたよ。
A伯母がわざわざ丁寧にイヤミったらしく教えてくれました。
今は慣れて、何とも思っていませんが、その時は子供なりにとても悲しい気持ちになったのを覚えていますショボーン