彩衣里(あいり)ママです。
本日、晴れて
母子ともに健康に退院することができました。
お世話になった助産師さんと
涙のお別れ。
「2年前からよくがんばりましたね。
陣痛室も分娩室もあの時と一緒だったね。
あいりちゃんの写真もあったから
２年前を思い出してしまって、、、
涙)ごめんなさい、、、（ ; ; ）」
2人で泣きました。
本当にこの助産師さんに取り上げてもらって本当によかったとおもう。
また次の出産があれば、
この病院でこの助産師さんにまたお世話になりたいと思いました。
そして、病院を出るとき、
２年前の出るときの景色と全然違う。
ポニョくんを連れて病院を出れるなんて
想像もつかなかったです。
ポニョくんを腕に抱き、
正面玄関から出れるなんて。
あいりの時は、裏口のスタッフが出るような扉から泣きながらげっそりフラフラになりながら棺と一緒に出たから。
全然違う。
涙を浮かべながら、
でも気持ちは輝いて、
今日退院することができました。
何とも言えないこの気持ち。
色々あったな
もう、この瞬間は
この２年間の苦労は吹っ飛び、、、はしませんが、
あっという間だったなと少しは思えるようになりました。
２年前、死産をした時、
「死産を乗り越える」ということについて考えていました。
乗り越えるって何？
なくした娘を乗り越えなくてはいけないのか
乗り越えたら何があるのか
元気に人と会えたら？
忘れること？
普通の生活に戻ることを乗り越えたねと言われた事をギモンに感じたり。
乗り越えるって何だろう。
それはもちろん人それぞれだと思う
そして、
妊娠・出産はゴールではありません。
でも
私の目標であった無事に出産ができたことで
死産を乗り越えられたことに近いかなと思えてます。
いなくなった娘の悲しみを乗り越えのではなく
死産という困難を夫婦で力を合わせて
治療や妊活を経て心身共に長けることができ
命を受け継いで
奇跡の連続がおき
出産までこぎつげたことが
乗り越えたという表現をしてもいいかなと思ってます。
乗り越えた＝忘れる
ということではありません！
乗り越えられたことで、
悲しい思いをしてる方々の希望になりたいなと。
前からの目標であった、
不育症でも、死産しても
無事に子供を授かることができる
そんな先輩ママさん達に
私もなりたいと思って
２年間少しずつ前に進んできましたが
ようやく私もその願いが叶いました。
私の次に続く人達にも
同じように赤ちゃんを抱っこして
輝いて産院を後にしてほしいなと思います
そして、我が家にポニョくんを
迎え入れることができました。
1番にすぐにしたことは、
彩衣里と妹ちゃんにお線香してチーンして
弟を連れて帰って来れたよと
報告しました。
ずっと見守っててくれてありがとう。
大事な家族が増えたね
みんなありがとう。
これからたくさんの思い出を
作って行こうね
