シェアハウスでの初日


不思議と私はアパートに帰りたくて泣きました。
辛くて離れたはずなのに

帰れないと思うと
なんでこんなことになってしまったのか

あの時部屋をでなければ
彼が出張から帰ってきたら
話し合って仲直り出来たんじゃないか



とか今思えばそんな事を考えて泣いていました。




ガーン

今では、はなれて良かったと思っています。


アパートをでて3ヶ月が経ちました。





その間にさらに1度彼とすれ違うと言う遭遇も有りましたが。






動揺もしたし、
会いたいとさえも思っていました。








そんな状態から脱したのは7月29日
アパートをでて1ヶ月半がたった日でした。

この日の昼は泣いてました。


夜、知人が祭りに行こう!!
って半ば無理やり連れ出してくれました。


祭りなんて気分じゃないよえーん
って気持ちもお構い無しに
何時に迎えに行く!
こんな時こそ外に出なさい!


強引な知人に押されて
祭りに向かいました。



何故か知らない人達の中に連れていかれ
なんとなーく祭りの雰囲気を感じていた時でした。





あーあの人かっこいいなー照れ
ちょっと心が元気になってました笑


向かいの席に座った人に目を奪われました笑


何故かその時
この人に話しかけたくなりました。




何がきっかけ...
って思っていたら
6人席に7人目がやってきて




椅子が足りない。

あの人の横空いてる...






あの...椅子一脚お借りでしませんか?




話しかけに行ってましたびっくり




まだこれから人が来るんです...
お1人ですか?

いえいえ友人と...ありがとうございます。あせる



そそくさと退散したものの


お1人ですか...って1人だったら良かったのかな...
とか考えていました。




それからずーっと祭り中気になりながら
きっかけもなく終わりがけに...





んーあの人かっこいいな...
って口から出てました笑い泣き


え?どれ?
知り合いがそんな独り言拾ってくれたのです笑


あの人会社の人だよ~
一緒にいる上司なら連絡取れるから聞いてあげる!




まさかのお呼び出ししてくれましたびっくり




そして来てくれたのです。
来ちゃった...(; ºωº Ξ / ºωº ;)/




すみません滝汗
って言いながらおねがいキラキラしながら迎え入れました笑


年齢聞いたら結構年下で...
それだけで良かったはずなのですが...続きは追追


これが同居人との事がすっかりどうでも良くなる
素敵な出会いになりました。





1年半頑張った自分へのご褒美です。おねがい
友人夫婦はが迎えに来てくれてから

彼が出張で家を離れたことを警察が確認しました。

会社に連絡を入れしばらくお休みを頂くこととなりました。

昼前にアパートに戻ると
スマホと取られた生活費と
手紙が置いてありました。


もう無理だ
〇月〇日までに出ていって欲しい。
(彼の出張の最終日)





たぶん警察から連絡が来る前に書いたものでした。




一緒に部屋に入ってくれた奥さんが
泣いてくれました。


彼がぐちゃぐちゃにした私の荷物以外が
あまりにもちゃんとしてて


ここで私が痛い思いをしていたとは思えなくて
今まで何度も私が綺麗に部屋を整えていた気持ちとかなんとも言えない...と言っていました。


2人の関係を聞いていたら
もっと部屋が荒れててひどい状態なのかと
思っていたそうです。


彼の出張は5日間なのでこの日は数日分の荷物をもって
部屋を後にしました。


この後友人夫婦は遠方に用事があるとの事で
私も連れていくといって4時間のドライブをするのです。












目的地に着いたのは3時頃でした。

夫婦の知り合いの整体師さんの施術を受けに
とあるホテルに入ったのです。




2時間ほどして、夜ご飯どこに行こうか?
とロビーに出た時でした。





聞きなれた声がしました。







まさかの彼がロビーに居たのです。
夫婦も警戒していたそうですが
いち早く気づいたのは私でした。




フロントで受付で話しているので
後ろ姿ですが
私は思わず走って逃げました。





ホテルをでて少し走ったところでしゃがみ込んだ私は
震えていました。



異変に気づいた友人夫婦は
ロビーに彼の会社の人の姿が見えた事で
事に気がついた様でした。





どこにいた?



フロント...



わかった、ホテル離れよう
荷物は後で回収するから
今日は違うところに泊まろう。





そう言って親戚の方に連絡を取ってくれました。









住んでいた場所から3時間以上離れた場所で

まさかの遭遇でした。





震えた自分に自分自身が驚いていました。






実は色々ありすぎて
怖いとか辛いとかそういう感覚が欠落していました。





その後ゆっくり食事をとると泣きそうになりました。
美味しいねって言いながら食事を取れたのは
何ヶ月ぶりだったのかな…



思わず友人夫婦の前で
美味しいって言いながら食べたの久しぶり過ぎる...
って笑ってしまいました。



いーっぱい食べな!!笑





そう言ってお腹いっぱいご馳走してくれました。



翌朝街に戻るとさて、現実。


病院へ行き現状を診察してもらい
ね痛みのひどい場所はレントゲンをとり


カウンセリング。


アパートの荷物を運び出し

仕事先に連絡し


いつ復帰するか、今後どうするか




帰ってからはそんなバタバタとした3日間でした。




仕事復帰とともに1週間ほどお世話になった友人夫婦のもとをはなれ

シェアハウスで生活が始まります。
バタバタとしておりました。



では前回の続き…



同居人は帰宅とともに
「お前なにしたかわかってんのか!!出て行け!!」

同居人の友人の奥さんと食事に行っただけです。


あっ...この人もうダメだと思いました。



そこから約一日半
暴言と暴力が始まります。




まず友人の奥さんと食事に行くことを
伝えなかったことを責められます。

しかし同居人は私との連絡手段を絶っていました。
LINEもブロック、電話も拒否。


友人から彼女ーうちの奥さんとご飯行ってるよ~
って酔っ払った感じで言われたのでしょう。

恥をかいたと言われました。
なぜ一緒に住んでるのに知らないのか


なぜ一緒に住んでるのに言って
貰えなかったのかと考えない。


LINEしようとしたことも電話をかけたことも伝えたのですが聞く耳持たず。

言えただろ!!


言えなかったんだよ。
ずっとこんな感じだから。


家の鍵渡せ
荷物まとめろ


突き飛ばされて顔叩かれて
足引っ張って引きずられて



寝かせて貰えず
ただ時間が過ぎるのに耐えていました。



時間が経てば経つほど痣が増えていき


スマホを触れるときに
友人の奥さんに連絡しました。

もうダメだって。





彼と生活するために来たこの土地に
他に頼れる人がいませんでした。



その直後スマホを奪われます。
何を送ったか見せろ
ロック解除しろ


ソファーに座り
必死に人のスマホのロックを解除しようとしてる姿が
情けなく見えました。



一日半経った早朝3時
アパートの玄関先でカバンをもって
スマホを返して欲しいと話しました。


私にはそれしか誰かと会う手段が無かったので
スマホだけは持ってでたかったのです。


外面のいい彼は
玄関先で揉めて近所迷惑になるから


話し合お?
とりあえず中に入って、



そういってきました。



もうしない?



何を?


暴力...



しない、だから入って。



約束破ったら警察行くよ。




わかった、だから入って話しよ。




スマホをすんなり返してきました。
でも話し合いなんかする気無かったみたいです。
玄関しめてリビングに戻ったら


ここに実家の住所書け


話し合うって何を話し合う気だったの?
命令なら聞かない。



再びスマホをとられ
財布から前月の生活費4万抜かれ



お前に生活費払うの馬鹿らしいわー
って言ってきましたが
自分の生活費私が先払いしてるんですよね。




でもその時私の中で彼に対する気持ちが無になり


財布を取り返し
カバンを持ち
いくつかの荷物を手に持ったところで
後ろに引き倒されました。



暴力振るわないって言ったよね?



玄関に向かいました。

ちっちょっとまって!



なに?
どいて?
触らないで


なんでそっち行くの?


なんで?
ちょっとどいて?


出てくんならスマホ壊すからな!


どうぞお好きに。





私はそのまま部屋を出ました。
スマホは諦め
警察にいくか
友人の奥さんの所に行くか車の中で悩み


午前3時という時間と
2日寝ていない自分の体力を考えて警察に向かいました。




警察の駐車場に着いたところで
引き返そうとした自分がいました。




それでもダメだと思う自分も居ました。

警察の扉を開くと
ようやく涙と震えが出ました。



自分の腕や顔、首、足の痣をみて
受付の警察官が察して

すぐに
話を聞かせてと言ってくれました。




それからがとても長く感じました。

またあの一日半を思い出しながら説明していると
寝不足なのもあって記憶が曖昧になってくるのです。




警察に出向いてから4時間
朝9時友人の奥さんに警察が連絡を取ってくれて
迎えに来てくれました。




心配で寝れなかったって言ってくれました。