西条公威さんの作品で、絵師さんは有藤せなさん。
恒例の(笑)ブクオフ巡りにて発見。
しかもお安かったの・・・
でも素敵な出会いに繋がるから、ブクオフ巡りはやめられません・・・
未読の山は富士山を越えてエベレスト級になりそうですけど。(笑)
あらすじは
高校の卒業式当日に、弟の悠樹を置いて5人目の母が失踪した。
しかも金目のものを一切合財持って。
父親はその2週間前に失踪していて、弟と2人分の生活費を稼がなければならなくなった雅哉が、以前のバイト先の店長に紹介された仕事は男相手の売春だった。
雅哉の最初の客田中に他人から優しくされることと、肉体的な快楽を教えられる。
そんな時生活苦から雅哉はAVに出ることになって・・・
というお話。
実際は大分違うけど。(笑)
でも裏表紙にはこんなカンジで書いてあるんですよねぇ。
まず男相手の売春というのは間違ってはいないけど、最後まではいたさないわけですよ。
田中さんに一方的に気持ちよくされてるだけで。
結局こんな仕事はできないと言いつつも、家賃の支払額から腹をくくらざるをえなくなって田中を頼るけれども、田中は付け込むどころか月10万で家政夫のバイトを頼んでくれちゃうのですよ!!!
オプションで1回1万でこの前のように気持ちよくしてくれるだけで・・・
んでこのAV出演っていうのも、実は田中さんの会社の作品でしかも相手も田中さん。(笑)
そしてこのAVが2人の初エッチなわけなのです!!!
セーラー服から体操着&ブルマの着せかえモノAVらしいですが。
その後も波乱万障な2人。
優しくされることを知らない雅哉はこのまま田中のそばで甘やかされたら、離れられなくなっちゃう・・・ということで別離を決意。
それを追っかけてって取り戻した田中さんは男前です!!!
ああ自分の説明の下手さ加減が恨めしい・・・
なんかよくわからないけどホロリが来たのです!!!
好きあってるならさっさとくっつけ~とは思ったけど(笑)、田中さんのじれったいほどの優しさっていうのかぁ。
それがこの本には一杯詰まってます。
同時収録の「おかえり」は2人が同棲生活はじめてからのお話。
愛し合うというか好きあってる2人がすごく可愛いvv
ちょっと雅哉が田中さんの愛を試したりする場面なんかもうっ!!!!!
なによりタイトルがおかえりながすごくいい!!!!!
切なくなったり微笑ましい気持ちになれたり、すごく素敵な1冊でした。
最初はあらすじで決めたんだけど、中身は全然ちがくてかえってよかったかもvv
こっちの方がすごく素敵だと思うから。