「くっそー、あのスーパーの仕入れ担当め、また、やりやがりやがったなー。」
「とーちゃん、どうしたの?」
「この前買った酸辣湯麺のインスタント袋麺をまた買いに行ったんだけどな、その後何度行っても見当たらないわけよ。」
「人気があって、なかなか入荷しないんじゃない?」
「どうも、あそこの仕入れ担当とはウマが合わないらしくてよ、今までも『コレは、美味い!』と思った商品がことごとく、商品棚から消えてってるんだよな。あいつ、絶対出世しねーな。」
「出世しない点では、とーちゃんと気が合いそうだけどなー。じゃあ、それっきり酸辣湯麺は、食べてないの?」
「それがよ、色んなラーメンに酢と玉子とラー油を入れてみて、ついにコレ!っていう発明をしたわけよ。いわゆる『オヤジ、痔にナル』っていうやつかな。」
「・・・ん?んー オリジナルね。勘違いの仕方にかなり無理あるけど。で、何ラーメンが一番いいの?」
「それはよ。ジャガジャン!・・・・『マルちゃんの昔ながらの中華そば』さ。きっと今頃ノーベル酸辣湯麺賞の候補に上がってるにちげーねー。」
「へー、ノーベル賞って、そんなピンポイントな賞もあるんだね。それは、楽しみだなー。」
「ところがよ、あいつ、今度は『昔ながらの中華そば』を店頭からおろしやがりやがったのよ。あいつ、絶対ノーベル賞は取れねーな。」
「いや、もしかしたら、仕入れ担当さんもノーベル酸辣湯麺賞を狙っていて、とーちゃんをライバルと思ってるのかも。」
「なるほど、ここは一つ手を組んで共同研究作戦と行くか。」
ということで、幻の酸辣湯麺の袋麺は、ラ王かマルちゃん正麺の何れかだったように思えるんですが、未だよくわからず。誰か知ってる人いませんかねー。
お客様の中に、酸辣湯麺の袋麺に詳しい方、いらっしゃいませんかー?
で、そうこうしてると、スーパーで新しい酸辣湯麺を発見!
それが、サッポロ一番の酸辣湯麺です。
正確には、酸辣湯麺風なんですが、なんか有名人らしい菰田さんという方監修らしいです。
早速食べました。美味しいけれど、私の期待とはちょっとずれがあり、結局、酢と玉子とラー油を入れて食べました。
やっぱ、昔ながらの中華そばにはかないませんなー。
(個人の感想です)