裁判に入ると、大抵長引くようです。
しかし、裁判所から見れば、沢山あるなかの一つの離婚事件の審理に延々と時間を費やすのも困るようです。
訴訟に入ってから、私が実感した事です。
特に感じるのが、3月の裁判所内の異動前です。
「和解したらどうか?次回出頭してください」
と裁判官に急かされた事があります。
その時の担当は女性裁判官で、私に同情してくださっているなぁ・・・と感じたことも多々あるのですが、
引継ぎしなければならない案件は、なるべく少なくしたいのだろうなぁ、とも思った事があります。
結局、4月に異動で裁判官がかわりました。
この事は、弁護士からも再三説明されていました。
離婚裁判では争点が整理された時点でいきなり判決が出るのではなく、
多くはその前に裁判官から「和解」を勧告されると。
「養育費より婚姻費用の方が多いので、
せめてパート・アルバイトでも働けるくらい病状が落ち着くまで裁判を続けたい」
それが私の考えでしたが、
2年も長引かせれば、さすがに裁判官から
「次回は和解の話し合いをするので出頭してください」
と言われてしまいます。
とはいえ、体調が悪いのに出頭出来ませんから、
2回ほど伸ばしましたが。
裁判を長引かせる手段も沢山あるのですね。
ただ、あまりにも審理が長くなると、
出頭せずとも、代理人の弁護士を通して、
裁判官も双方を説得しに入ってきます。
私の場合、
慰謝料、財産分与を一切貰わない代わりに学資保険を確保し、
養育費を高めに貰ったらどうか。
相手には、
慰謝料、財産分与を行わない代わりに
学資保険を母親に渡したらどうか。
これは子供の為の貯金であり、親権者が持つべきものと考えるからである。
そんな感じでした。
学資保険に関しては、
生活費を渡さない事も多々あり、
独身時代の貯金を切り崩したり、実家に支払って貰ってきた事が多かったので
普通なら納得出来ないのですが、
弁護士と相談し、こちらで手を打つことに決めました。
子供の為の「学資保険」なのですが、
財産分与に際し、解約返戻金を算出した時点で
○百万円単位になっている事を知った相手が
「契約者は俺だから、俺のもの」
と主張してきたのには、初めは驚きました。
「やっぱりね
」
と改めて相手の異常性を実感した事件でもありましたが、
元々子供を愛せない人だから訴訟に入っている訳で。
このまま判決が出ても、
相手が慰謝料を支払わなければ、いくら高額な慰謝料を獲得できても意味がありません。
それならば、
とりあえず、○百万円でも確実に手に出来る方を選んだほうが得でした。
養育費も判決どおりだと、かなりお安くなってしまいましたし。
ということで、私の場合は、和解でお互い譲歩した方が『得』になった訳です。
色々なケースがあるので一概には言えませんが、
たとえ裁判官が相手の「DV」を認めてくれてはいても、(なので離婚自体は認めて貰えますが)
それでこちらが『得な離婚』が出来る訳ではありません。
実際、私の元夫は会社を経営をしており、
自社ビルも持ち、
一般的に見ると資産を持っている方だと思います。
が、
子供に愛情がない、
自分のお金を妻子に使いたくない、と考える人なので、
これ以上争っても仕方ないですね。
相手もバカではないので、
専門家をつけて、いかに財産分与せずに済むか
色々と小細工をしていました。
ケチなのに、そういった事にはじゃんじゃん費用をかけます。
そんな相手と結婚し、子供をもうけた自分も情けなくなってきます。
これから、養育費の金額で話し合いを始めます。
調停、裁判で離婚を考えている方は、
損切りしてでも、後々有利になる決断をされて欲しいな、と思います。