先日、汐留の共同通信社にお邪魔する機会がありました。
同社のロビーには「Nikon F」など歴代の報道で活躍したカメラが陳列してあるのは以前から知っていましたが、周囲をよく見ると昔の電送装置もあることに気付き、思わず見入ってしまいました。
今回目に止まった装置の名前は「漢テレ」と言う装置です。
文字をタイプして穴あきの紙テープを作り、それを読みとって電送(送信)。
受信側は受信して穴あきの紙テープを出力して、印字機が紙テープを読みとって印字していたそうです。
印字する感じはモールスっぽいですね。
無線だとRTTYなども考え方としては近いのでしょう。
「漢テレ」のマシンはモーターも大きくて、歯車も、電磁石もメカメカしく、目が釘付けです。
すごい見た目のインパクトです。
私が産まれるはるか昔、まだ産まれる気配すら無い時代にも電送技術は着々と社会に根付いていたのだと、つくづくすごいなと思います。
「漢テレ」を見ると、FAXの登場などは相当に画期的だったのだろうと思います。
ちなみに、同社のロビーにはそのもっと前に活躍した伝送方法も紹介させていました。
なんだと思いますか?
答えは、伝書鳩。
地方の国体の会場から350kmも撮影フィルムを運んで、翌日の朝刊に間に合わせたと言う実話も紹介させています。凄いことです。
通信の世界って、面白いですね!
ぜひ、一度、汐留メディアタワーに行ってみると面白いと思います!
ちなみに、私は気がつけばキヤノンのシステムが増えました。
最近は、Sonyのアルファも人気ですね!
気になります。