こんにちは!カウンセラーの石堂です。


あなたの心は落ち着いていますか?


私の心は落ち着いています。

よほどのことがない限り動じません。


ただ、動じてないからといって、何も起こらないわけではありません。

想定外の出来事に、巻き込まれてしまうこともあります。


この記事の内容は、ノンフィクションです。

あなたにも、起こり得る出来事だと思います。


これを読んで、心の準備をしておいてくださいね。



私が、ちょっと細い歩道を歩いていたときのお話です。


かなり前方に、こちらへ向かってくる女性の姿が見えました。

遠いんですけど、ちょこちょこ進路変更してるので目立つんですよね。


彼女は、人とすれ違うたびに進路変更しているようです。

うつむいて歩くのがデフォルトで、人の気配を感じると顔を上げます。


そして、相手とぶつからないようによけます。

それも、ずい分手前から、ちょこちょこっと小走りでよけるので、本当に目立つんです。



その彼女が、私の10mぐらい前に現れました。

彼女と私の間に、人は誰もいません。


「あー、私の順番がきたな」


と覚悟を決めました。

いや、覚悟というのもおかしいですけど、彼女からロックオンされているのは感じますよね。


そして、彼女は、サッカー界のスーパースター、リオネル・メッシ氏ばりの切れのあるドリブルを開始しました。

意表をつくフェイントまで繰り広げてきます。


彼女との距離が、9m、8m、7mと近づいてきます。


私は、彼女のフェイントにも動じずに、歩道の左側を真っ直ぐに進んでいきました。

経験上、お互いにフェイントを入れると、どういうわけかぶつかる可能性が高いです(笑)


彼女との距離が、4m、3m、2mと近づいてきます。

狭い歩道とはいえ、十分にすれ違いができる距離です。


狭いと言いましても、肩が触れるとか、荷物がぶつかるとか、そういう心配がないぐらいの広さはあります。


私は、このまま無事にすれ違うことを確信しました。


と、その瞬間。

彼女が、私の目の前に進路変更してきたのです。

なんでだよー!


もうね、急ブレーキですよ。

私は、バレリーナばりにつま先立ちしていたと思います。


彼女は、

「あっ、ごめんなさい」

と言うと同時に、素早いフェイントで私をかわしていきました。


私の見極めが、ちょっと早かったんでしょうかね。

最後の最後まで気を抜いたらいけないことを思い知らされる出来事でした。



その後、意識や波動という見えない世界のことを知って、別の視点が生まれました。


あー、そうか。

彼女は、


見えない人をよけていたのか!


と。


そう考えると、納得いきますよね?