こんにちは!カウンセラーの石堂です。


病気になると、気持ちがガクッと落ちるものですね。

入院ともなれば、もう観念するしかありません。

「観念する」とは、「現実を受け入れる」ことです。


これを得意としている人がいます。

O型の人です。

ホントに、うらやましいほど、良いも悪いも現実を受け入れますよね。


私の先輩のO型さん(男性)もそうです。

こんなエピソードがあります。


人づてに、先輩が肺がんであることを聞かされました。

手術をする予定だけど、戻ってくる可能性はかなり低いのではないかという話でした。


ショックです。

お世話になった先輩なんです。


それから何日か経って、先輩ご本人と直接お会いする機会がありました。

入院直前ということだったので、状況を聞いてみたんです。

こんな答えでした。


・ 自覚症状はほとんどなし。検査で肺がんとわかった。

・ 病気は初期段階。肺の一部を切り取る手術を受ける

・ なっちゃったものはしょうがない。割りと楽観している。


直接お話を聞いて、そんなに深刻ではないことがわかりました。

それにしても、さすがにO型の人は違うなという感じです。

どんな状況でも、すぐに覚悟を決められるんですね。


それからしばらくして、また人づてに、先輩の状況が耳に入りました。

現在、先輩は手術を受けるために入院中。

他の患者さんと、こんなやり取りをしているそうです。


他の患者さん: 
「この前、熱が50度近く出ちゃいましてね・・・」

先輩: 
「えっ?そんなとこまで測れる体温計ってあるんですか?」


そっちかよ!


先輩はいたってまじめな人です。

ジョークを言うことなど、ほとんどありません。

たまに、天然を炸裂させて、私たち後輩を楽しませてくれます。


さて、この先輩がどうなったかと言いますと・・・

無事に手術を終えて、退院されました。

そして、その後、仕事にも復帰されたそうです。


先輩がすごいのは、好きも嫌いも得意も苦手も脇に置いて、「現実を受け入れる」ことができることなんです。

というのも、普段の先輩はこういう人だからです。

プロレスラーのように、太くてたくましい腕をしていながら、


「俺、注射の『チク』っていうのがダメでさあ」

「あと、静電気の『ビリ』っていうのもダメなんだよなあ」


子供かよ!(笑)


かわいい先輩です。

チクっていうのがダメな人が、手術を受けるわけですから、そうとうな覚悟が必要だったと思うのです。

きっと、その状況と真剣に向き合ったと思います。

でも、それを人前では出さないんですよね。

ですから、その覚悟を、簡単に決めたように見えるんです。

すごいです。


こういうすごさは、O型の人なら誰でも持っていると思います。

というのも、O型さんの正体がコチラだからです。








動物です!


動物は、今を生きています。

未来を見て不安になったり、過去を見て後悔したりしません。