こんにちは!カウンセラーの石堂です。


「自分を信じること」


自分を信じるって、どういうことなんでしょう?

そのままの意味でしょうか?

それとも、もっと深い意味があるのでしょうか?


なんでもいいから、「自信を持つ」ことができれば、人生もっと楽しくなりそうですよね。



このエピソードが、お役に立てるかもしれません。



ある方(女性)のブログを見ていて、気になる記事がありました。

自信について、こんなことが書かれています。


「人間には性格や感情があり、その中には、良いものも悪いものもあります」


はい、そうですね。


「自分を信じることは、それらを全て受け入れて身を預けることです」


そう言えるかもしれませんね。


「私には、そんな苦行、難しくてできないと思います」


さんせー!


私にもできません。

苦行は嫌です。

難しいのも嫌です。

もっと簡単で楽なのが好みです。


「つまり私は、完璧には自分を信じることができないんです」


わかります。

こんな、へなちょこで、できそこないで、あほんだらで、ぐーたらで、何の価値もない自分を信じれるかっつーの、という感じですよね?

違います?

それは、失礼しました。


「視点を変えてみます。自信とは自分の『行動』を信じることです」


お、新たな展開ですね。

自分「本体」ではなく、自分の「行動」の方に意識を向けるんですね。


「自分がちゃんとやってきた、できるようになったと思えることが自信なんです」


なるほどー。

成功体験が自信の元とか言われますよね。


「なので、自信を持つって、案外簡単かもよ」


簡単になっちゃったのかよ!


私が興味をひかれたのは、彼女が「視点を変えた」ところ、まさにその瞬間なんです。

その瞬間に、波動が変わります。

そして、後追いで現実も変わってきます。


最初は、

「完璧には自分を信じることができない」

と言っていたのに、


視点を変えることで、

自分が納得できる落としどころを見つけて、


最後には、

「自信を持つって案外簡単かも」

という結論に至っています。


「自信」の定義が、途中で変わりましたので、結果も変わって当然です。


さらっと言ってしまいましたが、これ、すごいことなんですよ。

というのも、自分に根付いている言葉の定義を変えるのは、けっこう大変なことだからです。


周りの人たちを見てください。

自分を変えることにチャレンジしては、玉砕を繰り返しています。

そのうち、疲れてしまって、チャレンジする気すら起こらなくなってくるものです。


でも、その定義自体は、自分の中にまだ存在しています。

そして、たまに顔を出しては、自分を苦しめたりするのです。

たかだか、ひとつの定義が、そんな悪さをするのです。


そこで、改めて思います。


今度こそ、変わってやる!


はい、すでに無限ループに突入していますね。

おそらく、変われないと思います。


自分を変えるということは、自分で自分を手術するようなものですからね。

抵抗があって当然なのです。

このことを知っていると、他の選択肢が視界に入ってくるんです。



先ほどの「彼女がやった方法」がそのひとつです。

視点を変えること。


「自信」という言葉には、いくつかの違った定義がありますよね。


「自分を信じること」


でも、これは難易度が高すぎて、自分には無理。


と思うなら、こちらはいかがでしょうか?


「自分の行動を信じること」


こちらを採用すれば、体験済みのことなら、小さな自信が持てそうですよね。


それに、この言葉、よーく見てください。

まだやっていない、まだ体験していない未来の行動をも、後押ししてくれる成分が含まれています。



どちらが良くて、どちらが悪いとかはありません。

視点が違うだけで、どちらも正解といえるのです。


今この瞬間、インスピレーションで、どちらの方がしっくりきますか?

それが、今のあなたにとって、最適な答えと言えそうですね。