GIRA GIRA STAR、それは全人類に聴いて欲しい曲。ひみつのアイプリの挿入歌です。

まずは聞いて、ライブをみてください。

 

 

完全無欠とか、世界で一番とか、そういうポジティブ全開な歌詞です。

私は、最初に聞いた時はなんじゃこの子!?きのこみたいな髪して何言ってんだ?みたいな感じで、あまり良い印象ではなかったからです。

もちろんprettyなのは認めるけど…

負けてばっかりでライブも2話から登場しているのにも関わらず、半年以上カットされ続けて31話でやっとフルで聞けたんです。

ひみつのアイプリでは対決のときに負けたり失敗する人はカットされがちなんですが、これは半年以上負けて失敗し続けたことを意味します。

ひみつのアイプリではバズリウムチェンジというものがあり、チェンジできると服とステージがピカピカ光り出してファンの満足度も高くなるし、一目置かれたアイプリになれるんです。

これを歌っている真実夜チィは、バズリウムチェンジをなかなか達成できなかった。

ここからキャラ説明に入っていきます。

真実夜チィというキャラクターを知っていますか?

メジャーではないので知らない方も多いと思うのでなんとなく概要を。

・主人公たちと同学年

・ずっとソロで活躍している

・努力家でトレーニングを欠かさない

・なんかつむぎといい雰囲気になってる(まだチームではない)

・性格は子供っぽいけど思いやりがある

・一番星を目指している

こんな拙い文章では何もわからないので、まあこの辺にしておきましょう。

重要なのは、バズリウムチェンジを達成できた31話での出来事です。

チィは一番星を目指していると書きましたが、チィがなぜ一番星になりたいかというと、親戚の茜お姉さんという人と約束したからです。

作中ではだいぶぼかされていましたが茜お姉さんは、死んでしまいました。

チィはそれを知ってか知らずかわかりませんが、茜お姉さんに届くように、自分の存在を、輝いている姿を見せたい一心でバスリウムチェンジをしようとしているんですね。

毎朝走ってトレーニングをして努力をしていますが、アイプリを楽しむ気持ちを忘れてしまい、むしろアイプリによって他のアイプリと比べて劣等感を感じたりしてしまいます。

なんやかんやあってひまりとみつきと一番星を目指す理由について本人から話があります。

もちろんグランプリなどの競争の場で一位になるのも一番星だが、一番星は人それぞれで、ファンにとって、その時々で一番輝いてるって思えるようになることが茜お姉さんの言う一番星だと思い出します。

大事なことを気づかせてくれた人たちにリクエストをもらって、ステージに上がったらチィちゃんはバズリウムチェンジを達成できました。

31話「やくそくの一番星」の内容でした。

ですが、40話「闇夜の一番星」によってチィちゃんがまた曇ってしまいます。

ちょうどつむぎちゃんがプリンセスになれたところで、チィちゃんが劣等感を感じて、負の存在であるダークチィが登場してしまいます。

 

 

私はいつだって1人、本当の私は誰にも見せない、嫌わないでよ…今までのチィちゃんと正反対の曲ですが、全部事実なのが物悲しいところ。

ずっとソロだし、おそらく本心を隠してでもファンにとっての一番星であろうとして、でもほんとの自分を知って優しく抱きしめてほしい…

一般の人々はおそらくダークチィ(チィの負の面)の感情を抱いているかと思いますから、こっちの曲の方が心の響くかもしれません。

私もその1人で、楽しそうに「ぼっちじゃシーソー乗れっない♪」で私とアイプリは合わないのかなぁとか思っていたらところで、ここまで極端に負の感情をぶつけてきて衝撃を受けました。

友情を説いてきたこの40話はなんだったのか、でもチィがソロで活動してきたことがここで生きると思ったらこのような展開でいいのか…

そしてチィとダークチィが対決する45話「つむぎちゃんを救え!」

ダークチィを倒せ!じゃなくてつむぎちゃんを救え!なの、個人的に推しポイント。

ダークチィだって、チィを無意味に絶望させたいんじゃなくてある程度のところで諦めをつけさせてあげたいんじゃないかっていうのが個人的な見解なんですが、どうなんでしょうか。

 

このダークチィ騒動を乗り越えた上で、フルで聞いて見ると本当に感動ものなので、ぜひ聞いてみてください。