お久しぶりです
涼しくなってきたので活動しやすくなりましたね
さて、最近の私のメイク時間はというと
The☆シンプル
というより
あれこれ使わなくなって早１ヶ月半
今までもファンデはあまり使っていませんでしたが
スキンケアをエミューオイルのみにしたり
日焼け止めは出来るだけ液体は使わず
下地もやめて
パウダーだけにしたりと
よりシンプルにメイクをするようになりました
というのも
めんどくさいからではありませんよ
少し前に
とあるオーガニックコスメブランドの社長様のお話を聞く機会があり
その方が仰った
「水は腐る！」
が怖すぎて…
そして、化粧品とは腐らないように
防腐剤(化学・植物関係なく)
を大量に使用している！
特に、オーガニックとサイエンスを掛け合わせたものは
植物のエキスを安定させる為に
大量の防腐剤や界面活性剤、その他科学的な処方にしているのだそう
(もちろん、粗悪な製品という意味ではなく)
そもそも化粧品は
薬機法で3年間は品質を保持しなければならないと定められていますので
そりゃある程度の防腐剤は必要だと思っています
すぐに腐ったら困りますもん
けれどその防腐剤が、肌のバリア機能を壊してしまうのですね
バリア機能が壊れてしまうと様々な肌トラブルが発生します
例えば乾燥が酷くなったり
ニキビができたり
シミができたり
肌が敏感になったり…
そしてその肌トラブルを何とかしようと
壊れたバリア機能をケアするために
また防腐剤の入った化粧品を使い
どんどんバリア機能が無くなってしまった肌は
敏感になり
敏感肌用と歌われるスキンケアに行きつき
それしか使えなくなっていく…
そして、いつの日かそれも合わなくなっていく、という悪循環に陥るのだそう
そんなお話を聞いてしまったので
改めて化粧品を見直しつつ
美容知識について学び直していたところ
大事な事が結びついていなかったことに
今更気が付きました…
薬機法では
「化粧品が浸透するのは角質層まで」
と定められています
全ての化粧品には
浸透がいい！と謳っているものでも
※角質層まで
と補足があります
それは当たり前だと思っていました
そして
化粧品の構造と肌へのアプローチを研修などで聞くと
表皮層全体、もしくは真皮層にまで効果があるような解説をしています
私は長年そのような研修を受けてきたので
どちらも当たり前だと思っていたのですが
よくよく考えたら矛盾ですよね
だって
死んだ細胞で作られる角質層までしか化粧品の効果は出ないのに
その商品や成分は生きている細胞に働きかけると言っているんですもん
さらに
角質層というのは
外的刺激から肌を守る為のバリアです
角質層があるから
生きている細胞や細胞分裂が
外側からの刺激で壊れないように守られているのですが
研修で習うとおりに
化粧品が本当に表皮全体、真皮まで浸透するのであれば
バリア機能を壊して侵入していると考えられますよね…
そして
そんなところまで浸透させるには
いくら敏感肌用と謳っていても
肌に優しいと言われていても
オーガニックだとしても
とても強い成分で肌の機能を壊していかないと到達しないわけです
自分で調べてみて
「確かにそうだよね」
と理論に納得してしまいました
美容部員としては
信じてきたものが根底から覆されましたし
化粧品業界の闇を目の当たりにした気分でした
美白化粧品を使っているのにシミが無くならない
シワ改善クリームを使っているのにシワが深くなる
そんな悩みは後を絶ちません
そもそも化粧品は健やかな肌を維持する為の補助アイテムです
角質層までなんだからそりゃそうよ
けれど
使っても使っても改善していかないのは
単純にアイテムを沢山使っているから肌の触りすぎというのもありますが
化粧品でバリア機能を壊して細胞自体を刺激してるんだからそうだよね、としか
いやーーーー
怖い
ただ、正直なところ
肌が綺麗、と思う価値観は人それぞれで
シミやシワは自然のもの！素肌が一番
と思うか
いえいえ、
肌のアラは隠してメイクで綺麗を作るのよ！
と思うか
どちらがいいかは人それぞれですね
素肌が綺麗なのが1番いいけど
そんなこと言ったって化粧品は辞められないし
一生使うんだからいいじゃない
それももちろんアリですし
多少アラがあってもいい
すっぴん美人を目指したいから
メイク卒業します
もアリだと思います
私はどちらもやってきたので
どちらの利点も知っているつもりです
ただ、個人的に思うことは
どんな方法でも
口コミや流行、情報に踊らされず
自分の肌と向き合って
きちんと調べて
自分が心から満足して綺麗になれる方法を見つけて欲しいなと思います
皆さんの肌の健康を祈って
