本日の夕方に、野良猫を5匹引き取ってほしいとの依頼が舞い込んできました。
よ~くお話を聞かせて頂くと、5匹はエサを与えていたと子達らしく、ご近所の方々からクレームが入り続けてエサを与えるのが困難になったので、引き取ってほしいとの依頼でした。
野良猫へのエサ槍によるご近所トラブルは昨日・今日始まった話では、ありません。
少なくとも10年以上前からマスコミが取り上げるほど問題に成った話です。
それを10年以上も続けておいて、ご近所からクレームが出てエサやりが出来なくなったから引き取れ、無責任極まりない話です。
引き取るにあたって基金が必用な事をお話しさせて頂くと、エサ代などが必要な事を理解していますから、寄付させて頂きますと云うので、失礼ながら寄付金の金額をお尋ねすると、お金が無いので1匹につき2.000円で引き取って頂くのは無理ですか?との事なので、猫エイズ・猫白血病の血液検査費用だけでも、それ以上掛かりますので、無理ですとお断りすると、狂ったかのようにクレーマー化し云いたい放題でした。
まさにただの偽善者です。
可哀想な野良猫にエサをあげている優しい善人な人なんですよと世間にアピールするためのエサやり行為だったんでしょうね、
感染症や病気のことなど考えてあげないんですね、エサだけ与えておけば納得なんですね、自己満足の塊ですね。
野良猫は生きているって事など、頭の片隅にも無いのでしょうね。
引き取れない旨を伝え、ご自身で責任を持って飼ってあげればと提案すると、
飼育道具も無いので、それを揃えるにもお金が係るし、ワクチンの接種代も必要になるし、ペットの飼育は禁止されている借家に住んでいるので無理ですの一点張り。
愛の肉球会も余分なお金は一切持ち合わせていませんから、5匹分の飼育用具・医療費・来月から譲渡するまでの医療費・エサ台を全額負担しろというなら、無理ですとお断りしました。
他の団体さんの引き取り料金を調べてから、愛の肉球基金へ依頼してくださいと最後に伝えて送ました。
関西での家猫1匹の引き取り料金は私の知る限りでは、12万円から38万円です。
この金額でも毎日のお世話医療費を考えると決して高額だとは思いません。
里親様が見付るのは、ほんの一握りの子だけだと思います。
終生飼育を考えるとこんな金額では収まらないと思います。
愛の肉球会が基金だけで引き取れるのは、役員報酬など誰も受け取っていないからです。
なんの業務を行うにしても、人件費が一番掛かると思いますが、いま応援に来てくださっている6人のスタッフにも1円のお金を支払っていません。
これが、愛の肉球会が基金だけで賄える方法なのです。
愛の肉球会は皆様から頂きました基金は運営費としてお預かりしているお金だと考えていますので、全額保護活動費に充てさせて頂いております。