本日、香川県より、愛の肉球会の新しい家族がやってまいりましたので、ご紹介させて頂きます。

『アクビ』君4歳です。

元々は保護犬のようで、継続しての飼育が困難となり、飼い主様と話し合った結果愛の肉球会で引取る事になり、本日香川県より飼い主様と一緒に施設へやって来ました。

将来が解る人など誰もいないと思います。

終生共にと考えて飼育していても、何時何が起るか解らないのが人生です。

そんな時に、譲渡した団体が引取るシステムをつくらなければ、永遠に殺処分など啼くならないかと思います。

何度も書いておりますが、過去に引き取り依頼者様から聞いている、引取り料金(保護団体が各自で決め手いる様です)が関西で一番安い所で、32万円・高額なところですと120万円なんてところも在りました。

悪質な保護団体ですと、高額な引取り料金を設定しておきながら、引取った犬が15歳に成ったら安楽死させるなんて悪質極まりない保護団体もありました。

多くの保護団体は、税務署から非営利認定を受けておりますから、寄付金のみで運営を行わないと税金が掛かります。

引取り料金を設定している団体は、非営利団体では、在りません。

愛の肉球会では、相場を聞かれた時に、大体譲渡までに3年くらい掛かりますので、

それを目安にして寄付金を決め手頂いております。

一番気を付けているのは、犬捨て場に成らない様にすることです。

『竜』君は色々な問題がありましたので、愛の肉球会が負担する事で、完全赤字で引取りましたが、その後今現在、『翔』君がペットホテルに遺棄去れました。

遺棄が続いているのは、偶然でしょうか?

野犬の救助を始めてから10年以上たちますが、逸走させてしまったと連絡を頂きました子は、役員が現地入りし、全ての子を捕獲保護して里親様に厳重注意をしてお渡ししています。

10年以上『竜』君・『翔』君の様なケースに遭遇した事は在りません。

こんなにも続くでしょうか?

『竜』君はペットホテルに預かって貰えなかったと愛の肉球会に一字預かりと云う名の遺棄です。

『翔』君はワザワザペットホテルに譲渡契約書までお渡ししての遺棄です。

保健所へ持ち込んだり、表に遺棄しなかっただけでも、犬は救われたと考えています。

この子達の命はお金では買えませんので、『翔』君に付いては明日大阪まで出向いてペットホテルのオーナーと最善の方法を話し合います。

『アクビ』君に付きましては、一ヶ月くらいの間、性格等を良く観察後、問題が無ければ里親様探しをスタートさせる予定です。

もし、後は私が『アクビ』君を終生幸せにしますと云ってくださる人が居られましたら、ご連絡願います。

 

引取ってから、様子を観察しておりますが、他の保護犬に対しても、人間に対しても威嚇行為は在りません。

ただ飼い主様からお聞きした話では、散歩中に野良猫を見付ければ野性の本能で追い掛け回すそうです。

その辺りも今後観察して行きます。