熊本で起きたこの事件を観て、京都の増山事件を思い出すのは私だけでしょうか?
京都の増山事件は周南健康福祉センターの野犬も被害に遭っていただけに私の脳裏から離れる事の無い事件です。
これこそが保護ビジネスの【野犬ビジネス】の闇です。
熊本のこの事件には、熊本市動物愛護センターから引き出し保護した野良猫1匹に対し
熊本市動物愛護センターより1万円の助成金が出ているとも報道されていましたが、熊本市動物愛護センターが税金を導入しているのですから、この虐待死させたボラに助成金を出してまで救助させていたのか?
それとも、このボラが所属していた団体に譲渡し、助成金を渡していたのか?県民へ明確に説明する責任が知事に在ると思います。
またこのボラは100匹以上もの野良猫を保護していたと成れば、第2種動物取扱業の申請が必要な上、5人以上の常勤(1日8時間の勤務)のスタッフが必要と成ります。
万が一にも第2種動物取扱業の申請を行っていなければ、熊本市動物愛護センターも所属していた保護団体も知らなかったでは済まされる問題では在りません。
個人ボラの現在の立ち位置は、保護団体が自由に動かせる下請け的な位置です。
何か起れば、トカゲの尻尾の切りで保護団体や愛護センターを逃がす役割をしています。
丸投げ譲渡を表向きは禁止している愛護センターですが、現実は見て見ぬフリです。
センターは、譲渡して殺処分を減らせば功績が称えられ職員は昇格できます。
保護団体は助成金が手に入り、後は個人ボラに丸投げし、処分させれば終わりです。
この様な事件が後を絶たないのは、行政の怠慢と保護団体の金儲けが原因です。
個人ボラでも・保護団体でも、議員が定めた第2種動物取扱業の申請を徹底し、
第2種動物取扱業の申請が行われていないボラは保護活動者として認めないくらいの厳しい基準を設けるべきです。
実際に山口県の保護団体から譲渡して貰った野犬の成犬を引き取って欲しいと依頼も受けた事が何度も在りますが、
譲渡費用等は譲渡した団体へ、手に負えない野犬は愛の肉球会へなんて引き受けていたら、愛の肉球会は確実に破綻しますし、施設も一杯になってしまいますので、譲渡して貰った団体や、団体が引き出したセンターへ相談するようにしかアドバイスできません。
しかし現実は、保f後団体もセンターも都合良く譲渡契約書を盾にし、絶対に引きとりません。
究極の無責任譲渡です。
これが命を取り扱う人間のする事ですか?
愛の肉球会では、昨日から譲渡させていたs抱きました成犬の里親様が緊急の出張で留守中に面倒を視てくれる人が見付からないので、預かって欲しいとの依頼を受け、無償でお預かりしています。
一度携わった子の命に対しましては最期まで、サポートの出来る範囲内なら、全力でサポートするのが保護団体の役割だと思っています。
保護団体の中には考えられない様な事を言う団体も在るようです。
譲渡契約はキャンセルできませんので、引取り依頼なら相談に乗ります。
ただし引取り料金が掛かりますと58万ものお金を
請求されたという依頼者もいます。
金を支払えば譲渡契約もキャンセル可能なんですね。
京都の増山事件の様に事件を曖昧にし、個人ボラ(トカゲの尻)だけd終わらせないで、保護ビジネス【野犬ビジネス】の闇の部分をすべて白昼の下へ曝け出して欲しいです。
今回の事件は、熊本市動物愛護センターから皆さんの税金が捻出されているのですから、納得が出来るまで、説明責任を果してもらいましょう。
このプログを詠んでくださっている皆様、センターから救助されて命は助かって良かった良かったで、終わりでは無いのです。
闇の部分でこの様に処分されているのです。
不幸な子を幸せに導くまでが保護団体の役割です。
皆様も、愛の肉球会と一緒に野犬ビジネスと闘ってください、
今日も、不幸な子の命をみて幸せに導き繋ぐために、今から、お届け譲渡に出発します。
また、譲渡契約が無事に締結できましたらご報告させて頂きます。