《全ての子猫の重さも尊さもおなじ筈なのに、受け入れる(引き取る)子と受け入れない子の差は何?》

この様なクレームに近い様な質問が数多く寄せられますので、愛の肉球会の基本方針を説明させて頂きます。

総ての命の尊さ重さは同じです。

しかし、現実を見て下さい。

総ての命を受け入れる事の出来る保護団体なんてこの世には存在しません。

愛の肉球会の受け入れ基準は、子猫の場合ですと、親離れし自立できる子は受け入れ対象外としています。

誰かが手を差し伸べないと生きていけない子(授乳中・親猫が育児放棄をした子などです)

この基準ですと曖昧な部分も在るのは事実ですが、何処かで線引きをしなければ、保護団体は活動できません。

保護団体には、《命を守る・運営を破綻させない・不幸な子を幸せに導く》責任があります。

昨日、引き取りました子を育てるだけでも寝る間も無くなります。

 

 

昨日の子達は、発育不良か、元々の未熟児のどちらかだと考えられますので、3時間毎にミルクを与えています。

実際は、4匹の子を排尿させミルクを与え終わるのに1時間は掛かります。

育児をしているスタッフは2時間毎に4匹のお世話をしている計算に成ります。

人間でも、赤ちゃんを育てた事のあるお母さんなら育児の大変さは理解できるはずです。

これは、愛の肉球会の基本基準です。

他の団体さんの事は解りませんので、各自で質問してください。

保護ビジネス団体は子猫の引き取り料金1匹2万円と聴いた事が在りますので、その様な団体さんならお金さへ支払えば何匹でも引き取ってくれるかも知れません。

ただし、何処の保護団体でも、引き取り契約書の中の記載事項に、引取った子は返還に応じない・亡くなっても一切の意義申し立てはしないなど、書かれているはずです。

極論として、引き取り料を行け取って、育児をせずに亡くならせても、引取り依頼者に対し、亡くなりましたで終わりです。

以前、四国の保護団体が引取り料金を受け取り成犬を引取って安楽死させて大問題になった事もありました。