昨日の夕方に、緊急の保護を受付けている電話が鳴り響き、一時預かりして欲しいとの依頼が入りました。

当会では、一時預かりは行っていない旨を説明させて頂き、ペットホテルなどに預けては如何ですかとアドバイスもさせて頂きましたが、依頼者さんは既に、ペットホテルや街の便利屋さんなどにも相談したそうですが、費用が掛かり過ぎるとの事で、最後に当会へ相談してきたようです。

犬種はゴールデン・レトリーバーで超大型犬なので、ペットホテルに預けると月に8万円くらい掛かるらしいのです。

お散歩などは別料金を取られるとかで、総額は、13万円をオーバーしてしまうらしいのです。

街の便利屋さんでも一日2回の30分程度の散歩にプラスしてエサや水のお世話をして頂くだけで、一日8.000円くらい掛かるそうです。

依頼者様は65歳の女性の方で、この子はご主人と飼っていたらしく、旦那さんは昨年亡くなったと云う事で、依頼者様も今日から、緊急で検査入院をするとの事で、焦っていました。

検査入院の予定は1週間~2週間と云う事でしたので、預かれるか考える時間も無いので、取り合えず依頼者宅(宇部市内)へ車を走らせました。

防府市辺りから雪も降り出すし、落ち着いて考えることも出来ないまま、依頼者宅へ到着し、話し合いを始めました。

その時に、理事から、電話が入り、住居側の玄関なら、スペースを確保できると預かる用意をしているとの事でした。

依頼者様は、家の鍵を預けてくださるとの事でお世話をしてあげて欲しいとの事で、3万円の寄付で預かって欲しいと申し出られましたが、他人の家の鍵を預かるのは責任が重過ぎますし、この寒波の中暖房も無い部屋で1匹お留守番をさせるのは可哀相なので、超大型犬のゴールデンちゃんには少し手狭ですが、預かって帰る事にしました。

万が一依頼者様の検査結果が悪かった時は、岐阜へ嫁いで居る娘さんとお孫さんが帰省してゴールデンちゃんのお世話をしてあげてくださるそうです。

寄付の話も検査結果次第でお願いをしました。

 

少しのお手伝いで大好きなお家で、大好きな飼い主さんと一緒に終生暮らせるなら保護が必要な子への最高のプレゼントだと私は考えています。

 

しかし流石にゴールデンちゃんです。

食事の量にビックリして居ます。

今朝は、野犬の成犬の3倍の量をペロリと完食してくれました。

私は足に障害があり長い距離を歩くのは苦手ですが、いま応援に来てくれている友人が丸山パーク(海水浴場)までお散歩に連れて行ってくれています。

 

この様にペットを飼っていれば突然の出費が必要な事もありますので、普段から、備えておいてあげてください。

大切な家族を守ってあげてください。