山口健康福祉センター防府保健部から救助した子がパルボウィルスに感染しておりました。
2023/12/8前後から防府市大字西浦にて捕獲収用された子が全頭対象に成るかと思います。
推測ですが、先ず始めに発症した子は2023/12/22に亡くなった『百恵』ちゃんだと思います。
センターから救助したのは2023/12/19です。
次に発症した子は、
『マリア』『イヴ』『ノエル』ちゃん達です。
ちなみにこの子達は2023/12/12にセンターから救助した子達です。
上記の子達は、『マリア』『イヴ』『ノエル』ちゃんは子犬の保護部屋で保護
『百恵』ちゃんは店舗で保護していましたので、接触は一切在りません。
下のゲージで保護しているのが『百恵』ちゃんです。
上にゲージは同日一緒に救助した『ミー』『ケイ』ちゃんです。
愛の肉球会では、兄妹単位でケージを別けて保護していますので、施設内感染の可能性は極めて低いですし、過去に一度も施設内感染を起こさせた事は御座いません。
2023/12/11に山口健康福祉センター防府保健部から救助致しました『雪』ちゃんは頻繁に障害の事をアップさせて頂いておりますが、元気です。
2023/12/11に『雪』ちゃんを救助後に8匹もの子犬が捕獲収容されていますが
その子達がパルボウィルスに感染していたと思います。
パルボウィルスは通常の消毒液では効きません、塩素系漂白剤(ハイターなど)を希釈したものに漬け置きして消毒する必要が在ります。
『百恵』ちゃんは救助した日が『マリア』『イヴ』『ノエル』ちゃん達と違いますが
捕獲救助された日は同じ2023/12/11です。
ちなみに『百恵』ちゃんも『マリア』『イヴ』『ノエル』ちゃん達も4兄妹です。
ただ捕獲した場所は8匹とも同じ場所だと聞いていますから、同じ群のお母さん犬がほぼ同時に出産して育てていた子だと思いますので、8匹ともパルボに感染していると思われます。
パルボに感染していると思われる子の一覧をアップしておきます。
青い時の子は、愛の肉球会が救助した子です。
赤い字の子は、一般譲渡か他の保護団体か個人ボラが引き出した子です。
管理番号:5-4-82 この子は成犬の様です。
管理番号:5-4-81 『マリア』ちゃん
管理番号:5-4-82
管理番号:5-4-83 『イヴ』ちゃん
管理番号:5-4-84 『ノエル』ちゃん
管理番号:5-4-85 『百恵』ちゃん
管理番号:5-4-86
管理番号:5-4-87
管理番号:5-4-88
パルボウィルスは感染率が高い上に死亡率も高いので厄介なウィルスですので、他の子に感染させないためにも、大至急対処してあげて下さい。
症状の酷かった『マリア』ちゃんですが獣医さんの賢明の処置のお陰で一命は取り留めました。
いまから施設内を消毒して、『マリア』『イヴ』『ノエル』ちゃん達を完全隔離します。
施設を巣立った後、必ず、漂白剤と消毒液でしっかりと消毒後にケージを使用しますので、漂白剤も消毒液も業務用サイズを常備しております。
漂白剤を薄めろという獣医さんとそのままでも大丈夫という獣医さんが居ますので、治療して頂いた獣医さんの指示に従うのが安全かと思います。
パルボウィルスは最近山口県の子から見付かっていなかっただけに年の瀬に大慌てしました。
先にあげた9匹の子に心当たりのある方は大至急対応願います。
無責任な保護団体や個人ボラが多いので、すでに里親様に譲渡されている子も居るかも知れませんが、治療が遅れれば死亡率も上がりますし、他の子に感染させる可能性も高いので、是非教えてあげて下さい。