本日、周南健康福祉センターから引き出し救助してまいりました『リップ』ちゃんです。
引き出す際に、周南健康福祉センターの職員から、噛む子なので注意して欲しいと忠告されましたが、
子犬が噛むのは怖いからで、自分の身を守ろうとしてのものです。
人間は噛まれるのが怖くて、恐る恐る触るから子犬も怖いのです。
もともとは群れで幸せに暮らしていた、子犬に怖い思いをさせたのは、群れから強奪した人間です。
その人間を恐れても当然の事です。
この子犬の心を開かせ、人間を信じる事を出来るのは、人間の大きな愛情だけです。
私は『リップ』ちゃんを信じて抱っこして接しましたが、その気持ちを『リップ』ちゃんは理解してくれ、直ぐに心を開き甘えてくれました。
一部始終はYouTubeで見て頂ければ幸いです。
私自身多くの周南犬を見て来ましたので、攻撃性が強くて噛む子か、怖くて噛む子かの判断ぐらいつきます。
『リップ』ちゃんは怖くて噛むだけですから、心を開いて愛情を持って接したら、直ぐに心を開いてくれると信じて接しました。
答えは、YouTubeで確認してください。
また『リップ』ちゃんは、これまでの捕獲収容された子とは違います。
見ての通り、爪を切られた痕があります。
周南健康福祉センターでは、爪切りなどしませんので、『リップ』ちゃんは捨て犬の可能性が大きいです。
『リップ』ちゃんは姉妹でセンターに収容されていましたが、二匹とも噛むとの事です。
何処かのボラがセンターから引き出した後に、噛む犬だったので、里親様に譲渡できずに邪魔になり遺棄したか、
一般譲渡の里親が遺棄したと考えられます。