まず、今日は朝から保護している子達のお世話をすべて済ませ、地元神社のお祭りのお手伝いを自治会の役員としてお手伝いさせて頂きました。

ご祈祷したお札やお供えした物の御下がりなんかを頂いて今帰ってきました。

受け持たせて頂いているお宅にこれからお札と御神米などを配布して終わりです。

都市部ではこの様な神事ごとは在りませんので、戸惑いながらお手伝いさせて頂き、無事に終わりました。

 

ここからが本題となります。

これは当会が考えている譲渡諸費用の考え方ですので、正解は無いと思います。

 

今現在施設で保護している子犬の中に、頭部に膿が溜まる奇病が見付かり連日病院へ通院してますが、既にこの子には多額の医療費が掛かっています。

この子の里親様を探す時に、譲渡諸費用が医療費全額となると、医療費の全然掛からなかった健康な子に比べ、里親様の挙手が減るのと予想されます。

全ての子に同じ条件でチャンスをと考えますと、譲渡諸費用を統一するのが正解だと考えています。

高額な医療費の掛かった子の医療費を里親様に平等に負担をお願いするのが一番だと考えてます。

仮に10万円の医療費が掛かった子を3万円で譲渡した場合7万円の赤字となりますが、これをすべて当会が負担するには運営が破綻します。

そこで、多くの里親様に少しづつ負担して頂くのが最適と考え里親様に寄付金をお願いして譲渡させて頂いてます。

この考え方で一番気を付けているのが、会の運営費が黒字にも赤字にも成らない適切な金額をお願いする事です。

帳簿の開示請求をして下さいました、支援者様・会員様は、6年間活動を続けて、未だに、代表理事個人が負担した赤字補填金が返済すらされていない事に驚いています。

法人団体としては、「少しくらいの余剰金を持ってないと破綻しますよ」と心配してくださいます人も居ました。

「役員が補填したお金は、返金しないと、公私混同は良くない」と指摘されています。

今日現在保護している子達、(成犬23匹.成猫9匹.子犬9匹)にもえさ代・ペットシート代・施設の維持費等の経費が当然掛かります。

寄付金が無ければすべての保護団体は破綻すると思います。

ただそれぞれの保護団体の考え方次第で、誰に寄付をお願いするかの違いだけだと思います。

クラファンで寄付を募る団体・支援者様にのみ寄付をお願いする団体・会員様支援者様にお願いしねずみ講式に寄付金を集めている団体、考え方次第だと思います。

当会は保護犬に理解を示してくださる方を対象に譲渡するのが、譲渡する子の事を一番理解して下さいます里親様だと勝手に考えています。

その寄付金が次の子を救い出せるのですから、一番良い選択だと思っています。

里親様が次の子を救うための寄付金を寄付してくださる、自転車操業ですが、これで6年間運営を継続して来れました。

この考え方は間違いではないと確信しております。

動物保護団体の法人登録は毎年、数百の団体が新規に登録されているらしいのですが、登録後9割以上の団体は2年目に潰れているそうです。

原因は運営資金が調達できずに破綻しているらしいです。

当会は、赤字補填も多いですが、何とか6年が過ぎましたので、考え方は間違いで無かったと思います。

しかしウクライナの人道支援・コロナによる不景気が原因か?風評被害が原因か?運営が苦しい状況が続いています。

役員が寄付をしたり、代表理事が赤字補填して運営を続けている状態です。

 

いまは、保護している子達を全て里親様に譲渡するまで何とか破綻だけは阻止するのに必死です。

今年に入ってからは赤字運営の状態が続いています。

私が、国から頂きました非課税世帯への特別給付金(10万円)を家内と二人なので5万円づつ頂きましたが、私の分は私が引き取った子達6匹分の狂犬病予防接種費として持ってましたが、一応全額寄付します。

ただこの寄付金の中から、私が引き取った子達の狂犬病予防接種を受けさせる事は事前にご理解願います。

実質の寄付は27,000円程度ですが、危機を乗り越えには必要な寄付です。

 

代表理事から赤字補填金は預かってますが、できる限り手を付けず残す方向で考えています。

すでに先月からの繰越金(195,290)も底を尽き、赤字運営が続いています。

今月は法人税・頭部に膿が溜まる奇病の子の医療費と出費も嵩んでいます。

来月は固定資産税・狂犬病予防接種・自動車税と出費が嵩みます。

これを乗り切れば何とか運営も安定するかと思います。