私が周南市の中でも特に子犬の捕獲が多い地域(四熊・久米・遠石・須々万)の方々に子犬の情報を聞いて回って感じた事ですが、

山口県民は動物保護団体を信じてくれていません。

市民の声は、

「山口県民が捨て犬をするから野犬が増えたなど、根も葉もない事実無根な情報を流し、支援金を集めている団体が多い」

「山口県民は、野犬を虐待する県民だと、根も葉もない事実無根な情報を流し、虐待される野犬を守る為にシェルターが必要だと支援金を集めている団体が多い」

「シェルターを作ると支援金を集めている団体が多いのに、シェルターが完成してない」

「地区のみんなで可愛がっている野良犬を捕獲して保護させてくれと言って来た保護団体を名乗る代表が居る」

「市民の協力なくして野犬問題(殺処分問題)は解決するのか?」

「地元の動物保護団体が何故中心となって他府県の保護団体に協力要請を呼びかけないのか」

「保護団体なんて結局は自分達の金儲けだろ、そんなのに付き合えるか」

「野犬で一番困ってるのは市民だと云う事を解っているのか」

かなり厳しい叱咤の声も在ったのは事実です。

これほど保護団体に信用が無いのですから、先ずは市民の方の理解と協力を求めるのが、一番の近道かと考えていますので、市民の方からの引き取り依頼には喜んで協力していき、市民の方々と野犬問題(殺処分問題)を解決していきたいと思います。

重大な情報も頂いております。

四熊・久米・須々万地区の中でも、山間部にまで野犬の生息地域は広がって無いと云う事です。

全て地区の中でも町の部分に限定されて野犬が生息しているようです。

少し山間部に入った地域の方など、野犬なんて見かけた事も無いとの事で、街のほうで噂を聞いた事が在る程度だと仰る方が大半でした。

各地区とも街(家の密集したという意味です)の方で野犬が生息していると言うのです。

これは、確実にエサの問題かと推測します。

山間部では、家も少ないですし、エサが無いのだと思います。

街のどこかで、可哀相だからとエサを与えている人が多く居ると思います。

全てにおいて市民の方と信頼関係を築き、市民の方から情報を得て、直接子犬を引き取らせて貰う様にするのが、殺処分ゼロへの近道かと考え行動してます。

平生町の白い野犬君のお世話をして下さってる方も言ってましたが、

「捕獲保護を大前提に話をしてくださったのは初めてです。

保護して里親様に譲渡することを約束してくれるなら捕獲に全面協力します」

いい加減に保護ビジネスは止めませんか?

保護団体が世間の人にこの様な目線で見られている限り殺処分ゼロなんて不可能です。

愛の肉球会では、現在子犬23匹・成犬に成る前の子犬(人間で例えるなら高校生)11匹・成犬9匹・成猫9匹・成猫に成る前の子猫(人間で例えるなら高校生)6匹と大所帯ですが、施設の維持費とこの子達の餌代など掛る運営費は月30万前後ですよ。

お届け譲渡が多い時は経費が一気に増えますが、30万で施設を維持して保護っ子たちに適正な餌を食べさせ。医療に掛けてですよ。

収支報告をしていない団体さんが多いので、他の団体さんの運営費は解りませんが、愛の肉球会の様な小さな団体でも、普通に地道な活動しているだけで今年から赤字補填をしなくても運営できるほどに成りました。

SNSをフル活用して支援金を集めなくても十分運営できると思います。

愛の肉球会では、独りも役員欧州を受け取ってませんし、有償スタッフも居ませんからこの金額で運営できていると思います。

 

動物保護団体は、基本ボランティア団体ですよね。

お金儲けしたいなら働いたら如何ですか?

市民・県民・国民の信頼を得られていない事が保護活動の足を引っ張ってる一番の原因じゃないでしょうか?

国や県に、完全な非営利のボランティア団体と報酬が出ている団体とを明確に国民が解るシステムを作って欲しいです。

また、都市銀行や地方銀行では人格を持たない口座は開設してくれませんが、ゆうちょ銀行だけなぜか任意団体(人格無き団体)の口座開設を行っていますが、これも止めさせて欲しいです。

一般の国民の人はゆうちょ銀行が認めた団体だからと信用し錯誤を招きます。

 

愛の肉球会では周南市民の方や下松市民の方より引き取り依頼が増えてきていますので、市民の皆様から信頼される団体として、引き取り依頼が増えるように、来年度からは、センターからの引き出し救助と共に市民の方からの引き取り依頼にも力を入れて行きたいと考え、年度末の役員会にて提案し、方向の修正を行います。