人間って、地位や・名誉や・お金に拘りますが、本当に必要なものなんでしょうか???
お金は生きていくのに最低限必要です。
でも地位や名誉なんて生きていくうえで必要など無いと思います。
私はいま、世間のひとから、動物保護活動家としてどの様に思われているのか解りませんし、わかる必要も無いと思います。
このプログで私の活動を見て賛同して支援してくださる方が居るのも事実です。
地位や・名誉なんて自分で決めるものでは無いと思いますし、世間の人が決めてくれるものだと思います。
私が動物保護界から退いた時に始めて世間の人がその存在価値を決めてくれるものだと信じてます。
それこそが、世間が認めた地位や名誉だと思います。
地位や名誉を気にするなら、SNSなどの公の場所で自身をアピールしないのが一番かと思います。
地位や名誉を気にするなら基金のお願いや物資のお願いなんてプライドが許しませんよね。
一昔前なら、足を切断した犬や猫を連れて、大都市の駅前でこの子達を助けるためお金を下さいなんてやってましたが、
それが、現社会ではInstagram・Facebook・Twitter・アメブロ等のSNSに変わっただけだと思います。
他人様に支援をおねだりする行為は物乞い行為と一緒だと感じてますから、私は自身の甲斐性だけで、保護っ子たちを助ける事が出来ませんから、地位も・名誉も捨てて保護活動だけを見据えて生きています。
自身の地位・名誉・プライドより保護っ子たちの命が大切です。
地位や名誉なんて私が死んだときに、世間の人が良く頑張ってくれたと評価して貰えれば生きてる間は、乞食と言われようと気にも留めません。
命以上に大切な物がこの世に存在するでしょうか?
今現在でも
「今日で期限の切れる子を助けてくれましたか?」
「昨日期限の切れた子はどうなりましたか?」
等と質問のメールやコメントが届きますが、
全く逆の
「今無理をして、愛の肉球会が崩壊の危機に立たされればこれまで頑張って殺処分を減らし幸せに導いてきた活動そのものが無になってしまうので、無理をせず地道に活動を続けてください」
この様な激励のメールやコメントも頂戴しています。
全頭救助できる施設とお世話をする人員が居れば誰も苦労せずに日本全国の殺処分に出来るでしょうね、まさに理想郷です。
限られた保護頭数、限られたお世話の出来る頭数、限られた運営費と全てにおいてギリギリの状態で踏ん張っているのです。
今施設に居る子だけで、朝の5時からサークルの掃除を済ませ、餌を与えて、食後の子犬は必ずウンチをしますので、食後にサークルの掃除と朝だけで最低でも3時間は掛ります。
それに、体調の悪い子にはエサを食べさせて夕方も5時から朝と同じ作業の繰り返し、
その合間合間に、体調の悪い子を病院へ連れて行き、市民の方からの依頼に24時間体制で答え、東京・神奈川・埼玉など関東より西の全域にお届け譲渡に回り、施設にて保護っ子たちと寝食を共にし24時間体制で見守ってますので、毎日が寝不足で、夢遊病者の様な状態で走り回ってる日もあります。
その様な状態でも保護っ子のお世話は必要です。
そんな中で、先のコメントやメールを送ってこられる人には、そんなに気に成るなら、ご自身でセンターに確かめるか、引き取ってあげてくださいと言いたくも成ります。
関東の里親様の中には、家で仮眠を取って身体を休めてからお届けに回ってくださいなどと優しいお言葉を頂きますが、少しでも早く施設に帰らないと保護っ子が待ってますからね。
この様な状況下でなかったら、SNSを駆使して基金を募ればもっと楽な運営も出来る事は、重々承知してますが、このアメブロだけで手がいっぱいでインスタ映えする写真を撮る時間なんて無いのが事実です。
SNSを駆使して支援金を集めておられる団体さんはその様な時間が在るのかと感心してます。
このプログを書いてる間に家内がスタッフとしてエサの準備をしてくれています。
私が書いている店舗部屋には、15匹の子犬と成犬1匹と人間で例えるなら高校生くらいの子が3匹居ます。
ニャン子も3匹居ます。
エサの時間を腹時計が覚えていますので、テレビの声も聞き取れないほど五月蝿いです。
保護活動に対する私の信念というか理念を書かせて頂きました。
最後まで読んでもらえれば幸いです。
それでは、これからエサをあげますのでこの辺で終わらせていただきます。
最後にもう一度書かせていただきます。
私は、地位も・名誉も・お金も要りません、
私が亡くなり保護界から居なくなったときに必要な人だったと言ってもらえるように頑張ります。
それこそが、地位や名誉だと確信しています。
人間の値打ちは死んだ後に世間の人が評価してくれるものだと信じて疑いません。