『トオル』君
『ヒロシ』君
『トム』君
『のぞみ』ちゃん
『かなえ』ちゃん
この5匹の子達の健康診断を受けワクチンの接種を終わらせて来ました。
後の子達はまだまだ週齢も若く、身体も小さすぎるので、来週辺りに健康診断とワクチンの接種を予定しております。
9月と10月の始めに引き出し救助致しました25匹の子達は全頭、元気に施設を巣立って行きましたが、
10月半ば以降に引き出し救助致しました子達は、細菌性腸炎・瓜実条虫(さなだむし)が脳や心臓に寄生して手の施しようが無かったりと
最悪な結果を迎えていますが、そんな中でこの5匹の子達はスクスクと成長してワクチン接種まで漕ぎ着けました。
ワクチンによる副作用が出ない事を祈りつつ3日ほど体調管理を行い、今週末辺りから里親様の募集を開始いたしたく思いますので、その時はより良い里親様と巡り会えますよう、多くの拡散お願い致します。
周南福祉健康センターより一般譲渡を受けて、その子の脳に瓜実条虫(さなだむし)が寄生していたとお聞きしましたので、今日、獣医さんに、瓜実条虫(さなだむし)に付いて詳しく聞いて来ました。
瓜実条虫(さなだむし)は通常腸に寄生する寄生虫ですが、繁殖期に脳や心臓に移動して寄生してしまう事が在るそうで、一般譲渡で里親様に成ってくださいました方が、よほど詳細な検査を受けて下さったのかもと獣医さんは関心してくれていました。
通常なら検査を受けても脳腫瘍と間違って診断されるとの事です。
脳に寄生しても心臓に寄生しても手の施しようが無いらしく、逆に脳に寄生している瓜実条虫(さなだむし)を見付けた獣医さんがどの様な処置をしたのか知りたいとのことでした。
この様な異常事態は人間に瓜実条虫(さなだむし)が寄生しても起こりえる事なので、気を付ける様、忠告されました。
瓜実条虫(さなだむし)はノミを媒介して母犬から子犬に感染したと考えるのが普通で、1匹の子犬から瓜実条虫(さなだむし)が見付かればその兄弟も感染していると言うのです。
これでは、兄妹が全滅するのも不思議では無いですよね、
今年の前半はバベシア症で悩まされ続け、後半は瓜実条虫(さなだむし)との戦いに成りそうです。
バベシア症は、獣医さんが薬と治療法を見つけて下さり、『タロウ』君と『雪』ちゃんが続けてバベシアを克服して元気に施設を巣立ってくれた矢先に瓜実条虫(さなだむし)です。
周南の成犬野犬ちゃん全頭に駆虫薬を飲ませてあげたいです。
瓜実条虫(さなだむし)の感染力も強いとの事なので、今後は瓜実条虫(さなだむし)も視野に入れなければ成りませんが、身体のどの部分に寄生してしまうかによって検査すら難しいようですし、どの様な症状が出るか解らないのでこれから色々とデータを集めて行きます。
腸の瓜実条虫(さなだむし)が駆虫薬に寄って排出された子は、瓜実条虫(さなだむし)に感染していると頭に叩き込んで観察を続けデータを取っていけば何らかの共通点が見付かると思います。
ただ、脳や心臓で寄生した場合手の施しようが無いとの事ですので、命を助ける事は難しいと云う事に成りますが、獣医学が進めば助かる日が来ると信じて今出来ることを精一杯頑張って保護活動を続けていきます。
最後に憎まれ口を少しだけ書かせて下さい。
野犬に餌だけを与えて、不幸な子をどんどん繁殖させて、殺処分されても知らん顔・病気が蔓延しても知らん顔の支援金詐欺団体や、
里親様に全てを丸投げで無責任な野犬ビジネス集団は、利益だけを追い求めれば良いのですから、呑気で良いですよね。
餌ヤリ団体を支援している人達も 餓死から救ってるから立派な保護活動だと認識しているお目出度い考えの人達も呑気で良いですよね。
餓死しなくとも、生まれてくる子は殺処分、生んだ親犬は病気との闘い、この様な悪循環を繰り返してて、保護といえるのでしょうか?
いい加減に目を覚まして現実を見てほしいです。
ワクチンの予防接種証明書の写真を私が使いまわしてアップしていると非難している方が居ると聞いておりますが、
証明書の右上のシリアル番号?証明書番号を見ていただけましたら、一目瞭然ですが、いままでにアップしました証明書の中に
同じ番号の証明書がありますか?
この様なことをいってる人達こそまさにフェイクニュースですよね。