おはようございます。今日は雪の予報が出ているみたいですね…
さらに寒くなるのかしら……
草加市でベビーマッサージ教室【あいのき】を開業準備中の横山康子です
今日はベビーマッサージセラピストになった理由についてお話したいと思います。
長くなりますが、よろしければお付き合い下さい。
約二年半前まで私は保育士として働いてきました。職場は自宅から遠かったのですが、可愛い子どもたちや素敵な保護者の方々に会えるのが楽しみで通勤も苦になりませんでした。
しかし、結婚してから一年以上経っても私は妊娠しませんでした。
そんな中、同僚や友人に次々とおめでたが続き、祝福したい気持ちでいっぱいなのに内心はかなり焦って、とても辛い気持ちになってしまいました。
そして夫婦共働きできたものの、私には家事と仕事の両立が難しく、自分達の赤ちゃんが欲しくなり退職しました。
退職後はプレッシャーから解放され、すぐに子どもができる!そう思っていました。
しかし、思い通りにはいきませんでした。
夫が仕事に出かけてしまうと1人取り残される寂しさでいっぱいになり、慣れない家事をするのも嫌で寝てばかりいる毎日を送っていました。
妊活しているのに、毎月生理が来てそのたびに大泣きしていました。そして苛立ちを夫にぶつけてしまうという悪循環…
退職から一年たち、元職場の運動会を見に行く機会があり、そこで私の退職後 ベビーラッシュだったことを知りました。
とてもショックでした。涙の日々は続き、私は女性としてもう機能しないのか…
そんなことまで考えるようになってしまっていました。
一方でようやく主婦業に慣れ、料理や洗濯 掃除が楽しくなってきました。
夫と話し合って結婚から二年以上、赤ちゃんが出来なければ一緒に病院を受診することを決めていたので去年のお正月明けに夫婦で婦人科に行き不妊相談にのってもらい、まずは排卵に合わせて妊活するという生活がスタートしました。 病院に行けばすぐにできる!そう思い込んでいました。
結果は…できませんでした。
でもやっぱり子どもが大好きで保育士の経験を生かして勉強したいという思いが日々強くなりそんな時に親友が教えてくれたのがベビーマッサージでした。
調べてみるとママが赤ちゃんにマッサージをすることで赤ちゃんの情緒が安定し、ママも赤ちゃんも益々笑顔になれる。
子育てに自信が持てるようになる。そんなことが書いてあり、私がやりたかったことはこれだ!自分にも赤ちゃんが生まれたらやってあげたい!
早速問い合わせまずはお教室見学に行きました。
そこで私の恩師のベビームーンの中山先生と出会いました。
そしてガイダンスを聞いて決意が固まり、ベビーマッサージのプロ養成講座のレッスンが始まりました。
家事もベビマの勉強もとても楽しく充実した日々の中、私達の愛犬が病気になりました。
この写真の犬が私達夫婦の愛犬で名前はレオと言います。男の子です。
元々は夫が独身の頃から飼っていた犬でした。
フィラリアの予防接種に連れて行き、そこで以前から気になっていた喉の下にしこりがあることを相談したところ腫瘍があるという診断で長生きするためにも手術をすることになりました。
手術をすればもっとレオといられるんだ そう信じていました。
手術後に獣医さんから告げられたのは末期癌という残酷な宣告でした。
一緒に暮らしてまだ3年でした。
私は自分が充実した日々を過ごすなか、愛犬の病気に全く気がつきませんでした…
そして術後10日の7月の三連休の中日に私達夫婦と義母が見守る中、自宅で亡くなりました。
立派な最期でした。
悲しい時辛い時はいつも必ず隣にレオがいて私のことを見守ってくれていました。
でも、私は自分のことばかりでレオの健康面の管理をしてあげることができず、後悔の日々でした。
逝去から二週間後、奇跡が起こりました。
妊娠が判明したのです。
病院に行き、正常妊娠であることが分かり、本当に本当に嬉しかったです。
赤ちゃんの名前を考えたり、洋服を見に行ったり、マタニティウェアを買ったり楽しい日々でした。
しかし、なかなか赤ちゃんの胎芽が確認できず、結局は10週で稽留流産してしまいました。
とても悲しくて…でもそんな時、夫や双方の両親、友人そしてベビーマッサージの中山先生が私の折れそうな心を力強く支えてくれ立ち直ることができました。
この経験をしたことで益々 ベビーマッサージセラピストになりたい気持ちが強くなり、最後まで頑張ることができました。
たくさんの赤ちゃんやママさん達に幸せな気持ちになってもらいたい ママさんと赤ちゃんを癒せる存在になりたい
そんな気持ちで今、いっぱいです。
この経験をしたことで赤ちゃんができて無事に生まれてくるのは奇跡であること、そして不妊に悩む方々の気持ちがようやく分かった気がします。
私は自分の経験を通して、不妊や子育てに悩む人達の力になりたいです
前置きが随分と長くなってしまいましたがベビーマッサージセラピストを目指した理由を説明するのに全て必要なことでした。
長い日記にお付き合いいただきありがとうございました。
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