※少し寂しそうな目をしたこの猫さんは…
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5月に入るや西の方から梅雨入りの声がちらほら。関東地方も平年より速い梅雨入りとなるのでしょうか。貴重な晴れの日を利用して、速やかに衣替えを進めなければと焦ります。





この春は、これまでの活動が功を奏してか、TNR対象の猫さんの数も少なく、ホッと胸を撫で下ろしております。
その一方、ここのところ気掛かりな案件が続いておりますのでご報告いたします。
まず子猫さんの保護についてです。
発見時に母猫さんがそばに見かけられず、しかも保護した子猫さんは人馴れしているようすがありました。
その様子からもしかしたらどこかのおうちで生まれた後に、遺棄されてしまったのかもしれないと感じました。
母猫さんから離されたら、子猫さんだけでは生きられません。ミルクはもちろん、離乳していてもご飯を数時間おきにたっぷり食べられなければ衰弱してしまいます。
猫は繁殖力が非常に強い動物です。繁殖の予定がない場合には、予期せぬ妊娠を防ぐため、不妊手術を受けさせてください。
次に成猫さんについてです。
新たに見掛けるようになった猫さんに、衰弱したり病気がちな様子があったため、様子を見ていたところ、どうやらよく人馴れしている様子でした。しかもいつもいる場所をあまり離れようとせず鳴き続けているのです。
もしかしたら飼いきれず遺棄されてしまったのかもしれないと感じさせられました。
飼い猫として生きた猫さんは、自分でご飯を獲ることはできません。知らない人、行き交う車、そんな環境の中動き回ることもできません。そのまま一週間もしないうちに衰弱してしまいます。
犬や猫、また、あらゆる生き物とのくらしを始めるということは、かけがえのない一つの命の一生に対して責任を持つということです。終生飼養は、絶対です。共に暮らすことができなくなることが少しでも想定されるなら、家族の一員として迎えることを見合わせてください。
長くなりましたが、最後に、愛護動物の遺棄は犯罪です。人と動物との幸せな共存のために改めてみなさまへお願いいたします。

