現在 大学一年生の息子には
チック症状がある
音声チックと運動チックを
有していたことから
小三の時に トゥレット症と診断を受けた
一般的に 最悪期と言われる
10歳前後の頃は
日常生活に支障をきたす程
症状も多く 激しかった
運動チックが酷くて
自転車に乗れないって時期もあった
最悪気を超えると
症状のアップダウンはあるものの
日常生活で困る程のことは
殆どなくなっていて
でも 一部
合理的配慮が必要な面も
まだある
それは日常生活と言うより
受験や試験時についてなのだが
今は 音声チックは殆ど無いし
たまにあっても
咳払い程度だったり
喉の奥の方で「ん、ん……」という程度
でも チックって厄介なもんで
試験時など 皆が静かに
問題に取り組んでいる時
「音声チックが出たら嫌だな」って
本人が思っちゃうと
チックが出そうになったり
それを抑えようとする事に
意識が集中してしまい
自分自身も
試験に集中出来ないって事もあるので
念の為に……という事で
高校受験も共通テストも
前期試験も別室受験という
合理的配慮をして頂いた
って感じで
殆ど 困ることがなくなったチックだけど
診断を受けた時から ずっと
オットも私も心配していた事のひとつに
運転免許証の取得……があった
運動チックは
運転の妨げになるんじゃないか
免許証が交付されないんじゃないか
そもそも 教習所が受け入れてくれるの?
しかも 車の運転は
本人だけの問題ではなく
他人の命がかかってる
それが 一番の問題
息子の同級生で
てんかん持ちの子が居てて
そのお母さんは
「服薬で発作が抑えられてたら
運転免許は取れるけど
人様の命も かかってるから
絶対に 運転させない
親の責任として
免許証はとらせない 」
ってずっと言ってた
チックとてんかんは全く違うけど
私にも それくらいの覚悟が必要なのかも
…どうしよう…どうしたら?って
もう 何年も 悩んでて
息子は息子で
「チックがあるから 運転はしない」
って高校生の頃も言ってたから
息子に 免許をとる気が無いなら
就職の際 不利なこともあるかもだが
もう それでいいか…そう思ったりした
で いよいよ その問題が
目の前まで迫ってきた
ちょっと前に 息子が
大学の友達ら数人と一緒に
教習所の入校申込みに行くと
言ってきた
続きます