本日は新しく製作したレゴトレインをご紹介します。

 

 

 

北海道の気動車と言うとやはりキハ40を思い浮かべますが、

キハ40が主役となる前から活躍していた気動車があります。

 

それがキハ22形と言う車両です。全国的に活躍した国鉄の傑作気動車キハ20系を

酷寒地仕様とした車両で、道内のローカル線で多数運用されていました。

 

キハ22形に施された耐寒仕様は、その後のキハ40100番台や711系の

耐寒・耐雪構造の基準ともなり、正に冬のスペシャリストとも言える気動車です。

 

そんなキハ22形ですが、第2の人生を道内ではなく関東圏で送ることになります。

羽幌炭鉱鉄道で活躍した同車両は、茨城県を走るひたちなか海浜鉄道に

3両が譲渡されそれぞれキハ221〜キハ223として運用されました。

 

 

 

 

 

 

 

前置きが長くなりましたが、ひたちなか海浜鉄道のキハ222。

羽幌炭鉱鉄道時代はワインレッドに白帯というカラーリングでしたが、

こちらにやってきてからは国鉄旧気動車標準色に塗られ運行されました。

 

昨日ひたちなか海浜鉄道に乗りに行ったのですが、この車両の製作を

思い立ったのが一昨日で急いで作成しました。

 

羽幌炭鉱鉄道で運用されていたキハ22形の特徴は運転席窓にある

回転窓です。この回転窓こそが同車両の最大の特徴とも言えるでしょう。

旋回窓に関しては以前作成した北陸鉄道ED30形電気機関車では

2×2ディッシュを使用しましたが、今回は1×1ラウンドバーを使用。

より小さくそれらしく見えるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

こちらは反対側。貫通幌はバーホルダークリップとバーで表現。

作りも簡単ですし、微妙な長さ調整も出来るので貫通幌の表現として

なかなか良いのではないかと思っております。また特徴的な前面の微妙な

外側への傾斜はヒンジプレートを使用しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

側面の表現はシンプルに。北海道時代はトイレが設置されまたスノープラウも

装備されていたそうですが、移譲後に撤去されています。

旋回窓は残った訳ですが、これこそがこの車両の特徴とも言えるので

撤去されずに良かったと思います( ´ ▽ ` )

 

非動力ですが、いつでも動力ユニットを乗せられる様にしてあります。

課題としては前照灯の表現でしょうか。イマイチ良い表現方法が

思い浮かびませんでした。良い方法があれば改良したいところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて急いでこの車両を作ったのには訳が。折角車両を見に行くのですから

実車と並べてみたいと思いました。阿字ヶ浦駅で保存されている車両とご対面!

実車はきちんと手入れがさて、色も塗り直されていますが車体下部は

より濃い青色ですね。レゴだとダークブルーが適当だと思いますが、

本来の色はどうなんでしょう??数年前に見た修繕される前の同車両の

車体カラーは明るめの青色でしたが…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

国鉄色のキハ2005とも一緒に。キハ2005はなんと留萌鉄道からやってきた車両。

北海道で活躍した車両が現在でも並んで保存されているのは凄いことです。

 

 

 

 

 

 

今回は北海道繋がりと言うことでひたちなか海浜鉄道のキハ222を作りましたが、

同線にはキハ2005やJR東海からやってきたキハ11、

ステンレス気動車のケハ601など魅力的な車両が沢山ありますから、

レゴで表現するのが楽しそうです。また鉄道路線に関しても

都心からあまり遠くなくアクセスも良好で、沿線にも魅力が沢山ある路線ですから

また乗りに行きたいですね♪( ´▽`)