本日は新作のレゴトレイン作品をご紹介します。ここ数週間、新しい車両は何を作ろうか考えていました。実物を見に行った京都丹後鉄道のタンゴエクスプローラーや、JR西日本の287系、JR東海の383系などが製作候補に…。

 

しかし、何だかんだでやはり北海道の車両が作りたいと思いました。北海道の車両でも製作候補は沢山あり、王道のキハ40や、キハ150。北海道を代表する特急形車両キハ261系などなど。ただ、以前に簡易軌道(殖民軌道)のバス改造ガソリンカーを製作したので、今回はその流れから根室拓殖鉄道の銀龍号を作ることにしました。

 

 

 

◆根室拓殖鉄道についてはこちら◆

 

 

 

 

 

 

かつて根室から歯舞までを結んでいた根室拓殖鉄道の路線。日本最東端の路線であり、当時は現在のような道路整備が進んでおらず海産品や地元住民の足として貴重な交通網でした。そんな根室拓殖鉄道で運用されていたガソリンカー、その中でも特に有名な銀流号を作ってみました。

 

 

 

かの有名な銀龍号。製造したのは田井自動車工業と言うバスボディメーカー。鉄道車両と言うよりバスや自動車に近いデザイン。がそりんかーであり、車のように片側運転台で一方方向のみに走行する、所謂単端式気動車です。バスのような、トラックのような、鉄道車両のような…、とても不思議な車両です。

 

 

 

 

 

 

運転席周辺は4幅、後部の客室部分は5幅としています。また銀龍号には横にラインが入っておりそれも再現したかったのですが、今回は諦めました。ですから忠実な銀龍号ではなく、銀龍号もどき車両でしょうか。

 

 

 

 

 

 

後部には有蓋貨車を連結しています。こちらはバッテリーカーとなります。今回銀流号を製作するにあたって、「せっかく作るのだから自走させたい」と思いこのような編成となりました。銀龍号にはパワーファンクションのMモーターを内蔵、連結する有蓋貨車にバッテリーを内蔵しています。

 

 

 

 

 

 

貨車の後ろにさらに無蓋貨車を連結。ネットの画像では銀流号に牽引される貨車、そしてそれに乗る乗客の写真がありました。今では考えれらないことですが、このような輸送も日常茶飯事だったのでしょう。

 

 

 

 

 

 

今回はナローゲージの簡易レイアウトを作り、走行させてみました。曲線レールはレゴ純正ですが、直線レールは通常レールからの改造品です。

 

 

 

 

↓↓走行シーンはこちら↓↓

 

 

 

 

 

 

 

 

ナローゲージの自走可能車両は初めて製作しましたが、このスケールモデルもなかなか良いですね!ナローゲージ車両の走行にはある程度の工夫が必要だったり、線路等の自作も必要ですが、完成するとそれだけの達成感はありますね。

 

 

期待はしていませんが、レゴにはこのようなナローゲージレイアウトのセットなども出してもらえると嬉しいですね〜。需要はあると思うですが…( ・∇・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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