今回は2003年のレゴカタログより同年に発売されたラインナップと製品をご紹介したいと思います。
2003年前半カタログです。2003年と言うと1990年後半のレゴ暗黒時代からようやく抜け出し光が見えてきた…、そんな時代です。
しかしまずカタログを開いて目に入る目次のページ。小さくて分かりづらいと思いますが、主なラインナップは基本セットクリエイター、世界の冒険、レゴスポーツ、ハリーポッター、スターウォーズ、ジャックストーン、バイオニクルなどなど。何と王道中の王道シリーズであるシティがありません！！その年のメインカタログにシティシリーズが掲載されないと言うのは、非常に稀なケースだと思います、
それでは掲載されている主なシリーズを見ていきましょう。
まずは基本セット。現在で言うクリエイターシリーズですね。ロボットや車など様々なモデルが組み立てられるセットがあります。
他の記事でも書きましたが、当時私が一番購入していた青いバケツ。建物のセットが皆無だった当時、自分で家やビルを作るにはこの青いバケツや他の基本セットを購入するのが一番でした。ジャックストーンのフィグが入った基本セットもあり、今考えればこれも買っておけば良かったなあと思います。
王道シリーズが無い中、メインシリーズとしての存在感を出しているのがこの“世界の冒険シリーズ”です。サソリの宮殿や秘境の古寺は当時気に入って購入しました。ゾウやイエティと言った新しいブロックも魅力がありました。
スポーツシリーズ。当時はバスケット、サッカーなどがありました。国内ではどれ程人気があったのか分かりませんが、個人的な印象だとあまり売れている感じはしませんでした…。レッグにスプリングが内蔵された独特のミニフィグは好きでしたけどね〜( ´ ▽ ` )
既存のシリーズに変わり、レゴの主役製品となった版権者シリーズ。ハリーポッター、スターウォーズ共になかなか良いラインナップです。大箱のジャバの宮殿は当時何故か買いませんでした。今にして思えば買っておけば良かったです…。
ロックレイダースに変わって登場したSFテーマ“アルファチーム”。深海がテーマのシリーズです。今見るとなかなかどの製品も個性があって良さそうですが、当時はほとんど興味を持ちませんでした。
お次は悪名高い！？ジャックストーンシリーズ。通常のミニフィグよりもサイズが大きく、一体型ブロックが多いなど良いイメージのないシリーズです。それなりに製品展開はされていましたが、あまり人気があった印象は無いですね。それでも希少なクロームシルバーブロックが使われていたりと、今見るとそれなりに貴重なセット達です( ＾∀＾)
その他ではレゴスタジオシリーズが登場。レゴPCムービーカメラを使って実際に映像等を作った人がどれ程いるか分かりませんが、なかなか面白いコンセプトです。
最後は“スパイボティックス”と言うシリーズ。PCソフトウェアと連動しており、セットのロボットを組み立て、ソフトウェアをインストール。PC上の任務をロボットにダウンロードして遊ぶ、と言う内容。当時は既にマインドストームシリーズは発売されており、それを簡略化して遊びやすくしたようなシリーズです。当時はこのセットを発売しているお店をあまり見かけませんでしたが、特に話題にもならず短命に終わったシリーズです。それだけに現在ではかなり珍しい製品だと思います。オークション等でもほとんど見かけせんしね〜( ・∇・)
と言うわけで2003年前半のカタログより販売された製品をご紹介されました。2003年と言うと個人的には最近に思えるのですが、もう18年前のことなのですねm(._.)m
当時は暗黒時代からの脱却を図り、新しい時代（製品展開）へと向かっていく時期でした。私がレゴに復帰したのもこの辺り。王道であるシティシリーズが無いのには驚きましたが、版権物の充実、クリエイターシリーズやスタジオシリーズなど新たなシリーズ展開があり、今見るとなかなか見どころがあったと思います。
当時は関心や興味がなくても、後から見れば珍しいブロックが使われていたり、流通量が少なくレア物になる場合もありますから、偏らずに少しでも気になるセットは購入しておいた方が良いのかなぁと思います♪( ´▽｀)