有休を利用して以前から乗車したいと思っていた「ジパング平泉号」に乗車して来ました!この列車は盛岡~一ノ関を走る臨時快速列車で、運航日が多くなくなかなか乗る機会がありませんでしたが、今回予定を合わせることが出来ました。




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乗車駅は北上駅。ここまで東北新幹線でやって来ました。その様子はまた別記事に致します。





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乗車するのは盛岡発一ノ関行きのジパング平泉2号です。この列車は快速列車なので指定席を取らなければ乗車券のみで乗ることが出来ます。




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先に北上駅に到着した当駅どまりの普通列車701系。東北地方の代表的な通勤電車です。


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北上駅と701系と風鈴と。列車が入るとその風で風鈴が鳴ります。この日はかなり暑かったです、風鈴の音は涼しげでした。




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そしてやって来たジパング平泉号。真っ黒な車体が特徴的な車両です。実はこの列車、かつて日本中で活躍した特急型電車485系の改造車なのです。485系自体は既に引退してしまいましたが、ジョイフルトレインに改造された車両はまだ現役です。ジパング以外にも“リゾートやまどり”や”華”、“宴”、“きらきらうえつ”などが活躍しています。




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数ある485系改造の列車の中でも、ジパングはかなり個性的な車両だと言えます。車体のカラーリングも奇抜です。




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ジパング平泉号は4両編成で、1号車と4号車が指定席、それ以外が自由席となっています。指定席は窓に向かって眺望を楽しめる座席(展望スペースもあります)になっていますが、自由席は485系を彷彿とさせる普通のクロスシートとなっています。黄緑色のシートは鮮やかで明るい印象を受けます。



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このジパングの最大の特徴は1号車と4号車のデッキにある映像を主体とした展示室です。両サイドに大型のモニターが3台ずつ設置されており、床や壁も綺麗に装飾されています。ここで流れる映像は平泉の宣伝や東北地方のキャンペーン告知などでした。



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ジョイフルトレイン化され大きく改造された車両ですが、乗降扉の部分などは485系の面影を残しています。




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シートピッチは決して広くありませんが485系の面影を残しており、今や貴重な国鉄型車両の雰囲気を味わうことが出来ます。





=つづく=