※内容に触れていますので、お嫌な方はスルーして下さいませ
キャストさんの感想、続き…
☆コンスタンツェ(平野綾ちゃん)
コケティッシュで可愛いプラタ―公園で、ヴォルフとけらけら笑いながらふざけ合うシーンは、ホントに楽しそう
一転、後半のやり場のない悲しみや怒りの表現は、控えめな分、じわーっと伝わってくる感じ
ラスト近くのヴォルフとの別れのシーンは涙
☆アルコ伯爵(武岡淳一さん)
いっくんが初めてヴォルフを演じた時から、いろいろ教わったりしてる尊敬する大先輩って言ってた
息ぴったりなのは、信頼関係ゆえかな
このお役、出過ぎず、引っ込み過ぎずの加減とか、ぼそっと何か言う間とかが難しそうなんだけど、さすがのさじ加減、絶妙でした
☆バルトシュテッテン男爵夫人(春野寿美礼さん)
すみれ色のドレス姿がステキそして、ヅカ時代から変わらぬ美声
まろやかで甘やかで、繊細にすーーっと長く細く伸びる独特の声質で、一度聞いたら、クセになる
♪星から降る金 何度でも聴きたくなるぅ
☆シカネーダー(吉野圭吾さん)
もう何よりご本人が楽しそーうに演じられてて
ちょっとお声の感じで、セリフや歌詞がすこーんとは入ってこないんだけども 間の取り方や、表情、居方なんかは百戦錬磨感ありあり
☆セシリア・ウェーバー(阿知波悟美さん)
こういうお役、お得意なんだろうなぁって
脇をピシッとしめて下さる安心感ありがたし
☆アマデ(柿原りんかちゃん)
白くて丸くてちっこくて上品なお顔に、きりりとした表情
動きも、迷いなくピタッピタッと小気味よく、いっくんヴォルフとの連動も息ぴったり
もう、目が釘付け
幕開きの演奏会シーン以外は、ヴォルフにだけ見える昔の自分っていう設定だから、極力生身の人間感がない方がいいと思うんだけど、りんかちゃんアマデは、ちゃんとそう見える
無用なまばたきとかもしてないし、顔、ぐらぐらしたりもしない
口をきりりと真一文字に結んだり、目の動きや、指先、歩き方などからだの使い方で、アマデの感情を存分に表現できてるー
すごい子役さんだぁー
大きくなったりんかちゃん、テレビや映画でも好演されてて、嬉しい限りミュージカルの世界にも、来てくれるかなぁ
…なんだかんだ言いながら、かなりの回数、観た『モーツァルト』
予習も、心の準備もばっちりで、帝国劇場で、いざ、生育ヴォルフって意気込んだのはいいけれど、取れたチケットは、1回のみ
娘と日程合わせたら、あまり候補日がなくて、そんなにたくさんは申し込まなかったせいもあるかもしれないけど…
しかも、2階席…いやいや、取れただけでもありがたいです