筋肉痛が、12-24時間後くらいにくるようになってしまいました ><、、
年齢に争うことなく、順調です。

 

講演後にいただくコメント
「どうしたら、あんなに堂々と話せますか?」
「どうやったら、緊張しませんか?」
など、私としては、講演内容の感想を聞きたいのですが。

「いやー、仕事ですからね。でも、多少の緊張くらいしますよ。」

 

毎度のやりとりではありますが、
緊張するのは、自分のことばっかり考えているからですよ。

自分が失敗したらどうしよう。うまくいかなかったらどうしよう。どう評価されるかな?


心の向いている方向が違うんです。向くべき相手の方向ではなく、自分に向けています。だから、心の方向のままに身体が反応してきます。

だって、そもそも聴衆がいるのに、自分にフォーカスしている。


心が向いている方向と実際やっていることがちぐはぐなんですね。ですから、その違和感は、体がそのまま受けとるというわけです。
ある意味ふつうのことです。

心の向ける方向を自分ではなく、周りに向けます。
たとえば、今日は、聴衆者に内容が届きますように。聴いてくれている人にとってよい時間になりますようにと。せっかくですから。

今この時間=いのちを使っているので。


もしかすると、ただそこに言われたから座ってるだけだとしても。なにかひとつでも、ためになったり、よかったり、笑ってくれたり、心に届くものがありますようにと祈りにも近い気持ちです。(わたしはね)

 

相手に心を向けたら、自分の状態は自然と落ち着いてきますよ。

私のお話する内容には、行動と意識が揃っているとき、揃っていないときについて、どのような違いがあるのか、皆さんで実験し、心と体が一緒であることの大切さを時間いただいていますから、このお話もよく伝わります。

 

先日この話のあと、別の方から職場での他部署とのコミュニケーションについて相談がありました。

新卒社員がわからないことをわからないと聞いてこないというお話でした。

 

私の経験からも、わからないことをわからないとわかるためには、それなりにわかってないと言えないということがあると思ったのですが、どうもそうではなさそうです。

その方は、雰囲気的に緊張感のある方ですから、話しかけにくい。

それが理由でもなさそうです。

 

どうも、その新卒社員は、自分の仕事の向ける方向を間違っていたようです。

自分が上司に怒られたくないから。自分がよい格好をしたいから。

このことがおかしな行動を生む、最大原因でした。

 

大事なことは、この場合ですと、お客様が困らないようにというように、お客様の方向を向いているかどうかです。

 

そうすれば、違う部署であっても、お客様を喜ばせたいという同じ方向向いていますから、たとえば、年上だからとか怖そうだからといって、聞けないというような状況にもなりません。

 

こうやって書いてみるとあまりに当たり前のことですが、「どうしてあいつは!」のような言葉が口癖になっている場合、その方がどうして、その行動や発言をしてしまうのか。その原因を見てあげることが大切です。

 

その後、その新入社員は、心の向ける方向を間違えそうになったときは、修正し、コミュニケーションがとれるようになったとのことです。

 

「何のために?」

あまりに当たり前のことですが、この問いかけを忘れないよう、目的と目標を間違えないように心がけることでコミュニケーションもスムーズになります。